VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

いきなり年頃の娘の父になった私

いきなり年頃の娘の父になった私(68)ひきこもり当事者・支援者の間に流れる河

久しぶりにイタリア・シチリア島にいる私の「娘」にメールを書いた。

いきなり年頃の娘の父になった私(67)「わからないことが多すぎる」なら、どうするか。

コロナウィルスにはわからないことが多すぎる。だからそんな神経質になっても仕方がない、という人と、だからこそ慎重になるに越したことはない、という人がいる。

いきなり年頃の娘の父になった私(66)コロナウィルスは人間の新しい側面を見せつける

コロナウィルスをめぐる「父」と「娘」の対話

いきなり年頃の娘の父になった私(65)イタリアはコロナ収束へ向かっているのか

長らく音信不通となっていた私のイタリアの「娘」マリアテレサから、とうとうメールが来た。

やっぱり今日もひきこもる私(243)コロナウィルスに揺らぐ街

コロナ感染拡大をめぐるもろもろ。

いきなり年頃の娘の父になった私(64)娘の近所に住んでいた青年<9>物語の力と精神療法

「いきなり年頃の娘の父になった私(63) 娘の近所に住んでいた青年<8> イタリアの「恥」と「母」」からのつづき・・・ 物語の精神療法的有効性をもとめて ぼそっと池井多 フランさんは2019年3月まで、 筑波大学の博士課程に在籍していらっしゃる最中 と…

いきなり年頃の娘の父になった私(63)娘の近所に住んでいた青年<8>イタリアの「恥」と「母」

by ぼそっと池井多 「恥」の概念のちがい ぼそっと池井多 フランさんは、 日本のひきこもりにもイタリアのひきこもりにも 接していらっしゃるわけですが、 ひきこもりは文化によってどのような点がちがう と感じていますか。 フラン 日本のひきこもりは、 「…

いきなり年頃の娘の父になった私(62)娘の近所に住んでいた青年<7>社会的隔離を起こさせる日本文化

「いきなり年頃の娘の父になった私(61) 娘の近所に住んでいた青年<6>」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 ぼそっと池井多 斎藤環さんの門下には、 フランさんの他にも たくさんの外国人留学生がいらっしゃるのですか。 フラン はい、おります。 中…

いきなり年頃の娘の父になった私(61)娘の近所に住んでいた青年<6>日本に失望したことはない

ぼそっと池井多 ローマのカトリカ大学を卒業して、 すぐ日本に来られたのですか。 フラン ローマのカトリカ大学を卒業したのは 2014年の夏でした。 イタリアで医師になるつもりはなくなっていましたが、 いちおう2015年の2月に行なわれる、 イタリアでの医師…

いきなり年頃の娘の父になった私(60)娘の近所に住んでいた青年<5>ひきこもりか、社会的ひきこもりか

ぼそっと池井多 ローマのカトリカ大学にいる間に、 ひきこもりについてはだいぶ研究が進みましたか。 フラン 医学部に在籍している6年間は、 医学全般を学ばなければならないので、 なかなか専門に割く時間は取りにくいものです。 もし、それでも専攻分野に…

いきなり年頃の娘の父になった私(59)娘の近所に住んでいた青年<4>言語の異なる国で精神科医になる

日本で精神科医になろうと志す ぼそっと池井多 フランさんは、このまま行けば、 日本で最初のイタリア人の精神科医(*1)になるわけですが、 そのような人になろうと思ったのはいつですか。 *1.日本で最初のイタリア人精神科医 これまで在日コリアンの方など…

いきなり年頃の娘の父になった私(58)娘の近所に住んでいた青年<3>ジェンダーで悩んでひきこもりぎみに

「いきなり年頃の娘の父になった私(57) 娘の近所に住んでいた青年<2> 日本で初めてのイタリア人精神科医の誕生か」からのつづき・・・ Edited by ぼそっと池井多 フランの故郷ニッツァ・ディ・シチリアの隣町タオルミナ シチリアの文化風土で孤立する …

いきなり年頃の娘の父になった私(57)娘の近所に住んでいた青年<2>日本で初めてのイタリア人精神科医の誕生か

「いきなり年頃の娘の父になった私(56)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 このシリーズで昨年11月24日にお伝えした 「いきなり年頃の娘の父になった私(54) 娘の近所に住んでいた青年」 において、 私の娘、マリアテレアの近所に住んでいた青年で …

いきなり年頃の娘の父になった私(56)彼女の一族を襲った悲劇<後篇>

「いきなり年頃の娘の父になった私(55) 彼女の一族を襲った悲劇<前篇>」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 秋の涼風が立ったころ、 シチリア島に住んでいる私の娘、 マリアテレサからしばらくぶりのメールがあった。 彼女は生きていた。 私が心配し…

いきなり年頃の娘の父になった私(55)彼女の一族を襲った悲劇<前篇>

イタリアの南端シチリア島に住む私の「娘」、 マリアテレサとの愛の交歓を描くこのシリーズは、 今年の初夏あたりから間遠になってしまった。 春には、オランダからの交換留学生を迎えるという マリアテレサにとっては一大イベントがあり、 その後、彼女がは…

いきなり年頃の娘の父になった私(54)娘の近所に住んでいた青年<1>

本シリーズをお読みくださっている方々は、 よくご存じである(時には筆者である私よりも)わけだが、 私の「シチリアの娘」マリアテレサは、 イタリアの中でも、もっとも田舎の州といわれる 南の端シチリア島の、その中でも さらに州都パレルモから遠ざかっ…

いきなり年頃の娘の父になった私(53)学年末テストで見せた少女の動揺

最近、私の「シチリアの娘」マリアテレサの記事がないので、 多くの方からお尋ねを受ける。 「彼女はいったいどうしているの?」と。 そこで、ここ半年ほどの マリアテレサの動向をダイジェストでお伝えしようと思う。 このシリーズの記事が途絶えがちになっ…

いきなり年頃の娘の父になった私(52)家出少女たちの「そとこもり」

同じ年頃の娘をもつ父親として、 4月7日に初回放送された NHKスペシャル #失踪 若者行方不明3万人 は、印象深いドキュメンタリーであった。 ★キャプチャーした静止画なので、 中央の三角印をクリックしても、 動画はスタートしません。 あしからず。 この番…

いきなり年頃の娘の父になった私(51)「娘」を前に出せない話題

私と同年代の、ひきこもり支援者の方が、 「子どもと同年代の会社の若手には話せることなのに、 自分の息子に話すのは難しい。」 とつぶやいておられた。 もし、私が「まともに」就職して結婚していたら、 私にも彼と同じ年頃の息子や娘がいることが想像され…

いきなり年頃の娘の父になった私(50)支援者を育てるのは当事者  イタリア総選挙結果

このシリーズの前回まで掲載させていただいた マリアテレサとの合作、 「シチリア東京ひきこもりダイヤローグ 第2回」 は、はっきりいって不評であった。 理由は、明らかである。 そして、それは発表する前からわかっていた。 マリアテレサが、ひきこもりの…

いきなり年頃の娘の父になった私(49)シチリア-東京ひきこもりダイヤローグ<6>ひきこもりは意志が弱いのか?

かつて私が通った中高一貫教育の私立は、 ひじょうに保守的な校風であったからか、 漢文教育がさかんであった。 「精神一到何事不成。 (せいしんいっとう なにごとかならざらん)」 といった文章を、骨の髄まで叩きこまれた。 漢文の教師が、これまた 保守…

いきなり年頃の娘の父になった私(48)シチリア東京ひきこもりダイヤローグ<5>ひきこもりになる人、ならない人

「いきなり年頃の娘の父になった私(47)シチリア東京ひきこもりダイヤローグ<4>」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 & マリアテレサ ぼそっと池井多: たいていひきこもりというのは、 成育の初期段階において、 根っこのところで他者に対する基本的…

いきなり年頃の娘の父になった私(47)シチリア東京ひきこもりダイヤローグ<4>若者の社会への怒りとひきこもり

私の娘マリアテレサもオランダから帰ってきて、 旅行中にたまっていた学校の課題なども片づけて、 ひと段落ついたようなので、 「シチリア-東京ひきこもりダイヤローグ」 の第2回を制作することにした。 フランスのひきこもり当事者である ギードや、テルリ…

いきなり年頃の娘の父になった私(46)留学から帰ってきた娘

早くも十日ほど前になるが、 私がコア・メンバーとして関わっている 当事者メディア「HIKIPOS」が創刊号を出した。 私も二つほど記事を出している。 こちらのサイトからご購入いただける。 https://hikipos.thebase.in/ この表紙の女の子は、女優さんである…

いきなり年頃の娘の父になった私(45)オランダに留学している娘

前回、私の「シチリアの娘」マリアテレサが、 短期交換留学生に選ばれて、 オランダへ行った、 という話を書かせていただいた。 もちろん今もまだ滞在中である。 もともとこの交換留学生の制度は、 北ヨーロッパと南ヨーロッパの文化交流のために 設けられた…

いきなり年頃の娘の父になった私(44)オランダ短期交換留学へ

私の「シチリアの娘」、マリアテレサとの合作 「シチリア東京ひきこもりダイヤローグ」 の第1回目をリリースして、 彼女が語った感想は、 「こんなに世界中の多くの人に 読んでもらえるとは思わなかった」 というものであった。 16歳のころに、 そういう体験…

いきなり年頃の娘の父になった私(43)シチリア東京ひきこもりダイヤローグ その3「引き出し屋」ビジネスはイタリアでどのように捉えられているか

一昨年あたりから、ひきこもりたちの当事者活動が にわかに活発化してきたのは、 「引き出し屋(Drawers/Estrattori)」ビジネスの隆盛と おおいに関係がある。 親から金をもらって、ひきこもりを部屋から引っぱり出す 「引き出し屋」 が、一部のメディアで英…

いきなり年頃の娘の父になった私(42)シチリア東京ひきこもりダイヤローグ その2

「ひきこもり界隈」という語をご存じだろうか。 じつは私も、一年半前までは知らなかった。 そのころは、 阿坐部村の外の世界を知らなかったために、 この語もまた知らなかったのである。 ようするに 「ひきこもり当事者・支援者・家族たちからなる 漠然とし…

いきなり年頃の娘の父になった私(41)シチリア東京ひきこもりダイヤローグ その1

前回までにご紹介したような次第で、 マリアテレサとの合作、 「シチリア東京ひきこもりダイヤローグ」 を始めることになった。 当事者メディア「ひきポス」でも配信されているが、 このVOSOT版では、ひきポス版より公開時間がおそいぶん、 いろいろ舞台裏の…

いきなり年頃の娘の父になった私(40)父から娘への「ある提案」

前回は、インターネット上の翻訳サイトの不確かさというものが、 ともすれば現代では 「運命の人」など 人間関係を決めかねない一面を書かせていただいた。 マリアテレサが私に求めているものが、 恋心であると拙速に考えてしまった理由が そこにはあった。 …

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