VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

妻とまずまずやれている私

妻とまずまずやれている私(23)

「妻とまずまずやれている私(22)」からのつづき・・・ カンロ これから心理をやるとしたら、研究対象は、 いま盛んに言われている C-PTSD すなわち複雑性(複合性)PTSDですね。 まあ、家族性PTSDといってもいいのではないか、と。 こういう領域がもっとク…

妻とまずまずやれている私(22)

「妻とまずまずやれている私(21)」からのつづき・・・ ぼそっと池井多 カンロさんは、 ある有名私立大学を出られているわけだけれども、 同窓会に出てますか。 カンロ 同窓会は、5,6年前に一度出ましたかね。 同窓会という形ではなく、 ゼミの時の友人と…

妻とまずまずやれている私(21)

「妻とまずまずやれている私(20)」からのつづき・・・ カンロ 学生時代に友だちだった女性と 30年ぶりに再会しました。 当時、彼女は木で鼻を括ったような女性でした。 ところが、彼女が社会人になって結婚してみると、 完全なバタードウーマン(*1)になっ…

妻とまずまずやれている私(20)DV問題の最終的解決とは

「妻とまずまずやれている私(19)」からのつづき・・・ J.I. 「男だから色は黒か青、女だから赤」 という前提が、 きわめて深い所で刷り込まれているんでしょうね。 カンロ そうですね。 J.I. それと同じように、 「男なんだから我慢しなくちゃいけない」 …

妻とまずまずやれている私(19)

「妻とまずまずやれている私(18)」からのつづき・・・ J.I. 今年はレインボウ元年ということで、 先日NHKの地上波で、19:30からのゴールデン・タイムに LGBTに関する啓蒙番組をやっているのを見て 私は少なからず驚いたんですけれども、 ジェンダーだ、フ…

妻とまずまずやれている私(18)

「妻とまずまずやれている私(17)」からのつづき・・・ カンロ 夫婦間の暴力について考えていきますとね、…… 人間も大脳が発達して、理性的なものであったり、 倫理や道徳などなど人間社会を円滑に営んでいくための ルールは持ちましたけれども、 やっぱり…

妻とまずまずやれている私(17)

「妻とまずまずやれている私(16)」からのつづき・・・ J.I. 人間は「Violence(バイオレンス / 暴力)」というものを 近代以降は、良い意味でとらえたことがあまりない と思うのですね。 たとえば全共闘世代の人たちは、 「良い暴力」を区別するために 「…

妻とまずまずやれている私(16)

「妻とまずまずやれている私(15)」からのつづき・・・ カンロ 怒りというのは誰でも持つ感情でありますので、 それを妻に対して、どのような形で表現するか。 そして良い怒りの表現の仕方を 生活習慣として身につけていくこと。 DVは、被害者は範疇を広く…

妻とまずまずやれている私(15+)網タイツ防衛大臣のDV論

by J.I. 網タイツの防衛大臣 ということで世界的に有名になりつつある 新しい防衛大臣の稲田朋美氏。 ※ 下の写真は網タイツのイメージです。 脳科学者の中野信子が、 「57歳にもなって網タイツをはくというセンスは オタサーの姫(*1)」 と寸評したことも話題…

妻とまずまずやれている私(15)

「妻とまずまずやれている私(14)」からのつづき・・・ J.I. 前回、奥さまがおっしゃっていたのは、 階段の上でAmazonの段ボール箱を蹴った、 という話がございましたね。 あれは、どうなんでしょう。 DVなんでしょうか。 カンロ あれは、たいへん微妙な問…

同じ少女を愛した私たち(16)

「同じ少女を愛した私たち(15)」からのつづき・・・ by 流全次郎 × 痴陶人 流全次郎: 身長 157cm の サトウ アイコ には、和服がよく似合っただろうな。 高校の卒業アルバムは、もう、捨ててしまったけれど、あの中の、茶道部の写真だったと思うが、…

妻とまずまずやれている私(14)

「妻とまずまずやれている私(13)」からのつづき・・・ J.I. 初歩的なところから話を戻しますと、 まず「殴ったり蹴ったり」がDVである、 という点では、皆さん、異論がないと思うんですよ。 問題は、そこから先ですね。 精神的虐待、言葉による虐待、経済…

妻とまずまずやれている私(13)

「妻とまずまずやれている私(12)」からのつづき・・・ カンロ あるいは、もう少し枠を広げると、 本人の自主性をうばう、あるいは弱体化させる行動は すべてDVに入ってくる、とする人もいます。 しかし、そうすると、 「やさしさ」「ケア」 といったことは…

妻とまずまずやれている私(12)

「妻とまずまずやれている私(11)」からのつづき・・・ カンロ ここへ収録に来るとちゅうも、ずっと妻とは 「あれはDVだ」 「いや、DVじゃない」 「DVだ」 「DVじゃない」 と言い合ってきました。 私は妻に身体的な危害を加えたことは一度もないのです。 ………

妻とまずまずやれている私(11)

「妻とまずまずやれている私(10)」からのつづき・・・ カンロ いま私たち夫婦のあいだで、 私たちのあいだに起こるもめごとを、 どれをDVに入れ、どれをDVに入れないか ということで盛んに話をしているところなのです。 ……。 ……。 ・・・「妻とまずまずや…

妻とまずまずやれている私(10)

「妻とまずまずやれている私(9)」からのつづき・・・ J.I. このシリーズを始めた時、 私は男性からの共感を期待していました。 ところが、じっさい始めてみると、 女性からの共感のほうが多いのです。 これは、カンロさんご自身はなぜだと思いますか。 ………

妻とまずまずやれている私(9)

「妻とまずまずやれている私(8)」からのつづき・・・ カンロ おととし祖母が亡くなって、 10年、いや20年ぶりぐらいに親族が集まったんですけれども、 どこの家でも齢を経るとともに 男性がしゃべらなくなってきている。 若いころ、あんなに朗らかだったお…

妻とまずまずやれている私(8)

「妻とまずまずやれている私(7)」からのつづき・・・ J.I. 過干渉的な母親から育てられた成育歴が、 大人になってからの女性関係に与える影響とか、 ありましたか。 カンロ ものすごく甚大ですね。 僕の場合、甚大にありました。 うちの父親は、 無関心な…

妻とまずまずやれている私(7)

「妻とまずまずやれている私(6)」からのつづき・・・ カンロ 自分がいくら正論を言ったとしても、 女性の中で、それはまったく違った回路で受け取られる。 男と女では情報処理の方法がまったくちがうのです。 ……。 ……。 J.I. 私も女性に恨まれることが多く…

妻とまずまずやれている私(6)

「妻とまずまずやれている私(5)」からのつづき・・・ J.I. カンロさんの中の「未分化な不機嫌」が 言葉になって出てくるまでの二日間、 パートナーの方からすると「おびえている」二日間は、 彼女にとっては 「どうしてほしい」 と思っているのでしょうか…

妻とまずまずやれている私(5)

「妻とまずまずやれている私(4)」からのつづき・・・ J.I. あと、その 「男は言葉が出ない」 「男の会話能力が低い」 ということから、 何かストレスをためこんだときに、 男がどのように感情を排出すればよいか という問題があると思うのですよ。 いちば…

妻とまずまずやれている私(4)

「妻とまずまずやれている私(3)」からのつづき・・・ J.I. 私たちが通っている治療機関では 患者の男女比がいま7:3ぐらいだと思いますが、 それだけ男性の患者が少ないのは、 男性の虐待被害者がいないからではなくて、 男性は、そういう被害を言葉にして…

妻とまずまずやれている私(3)

「妻とまずまずやれている私(2)」からのつづき・・・ カンロ 男が言葉を使うとき、というのは、 しっかりと言葉に定義を与えて、 論理構成にも矛盾がないように言葉を使うでしょう。 そうやって男は「考えながらしゃべる」ので、 そのぶん男には話すときに…

妻とまずまずやれている私(2)

「妻とまずまずやれている私(1)」からのつづき・・・ J.I. 私がいまの精神医療につながったのが、 かれこれ20年前なんですけれども、 当時はバタード・ウーマンという存在が 精神医療の現場でさかんに取り上げられていて、 その裏返しで取り上げられていた…

妻とまずまずやれている私(1)

今日から始まる新シリーズです。 カンロ 父親は、考えることも悩むことも 放棄してしまった人でした。 何も考えない、感じない、共感しない。 すべてほほえんで流す人でした。 そういう夫に「のれんに腕押し」だったのか、 配偶者間の不満がみんな、 母から…

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