VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

海外ひきこもりだった私

スパゲッティの惨劇(31)阪神淡路大震災とザスト首切りメールの衝撃

「スパゲッティの惨劇(30)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 この「スパゲッティの惨劇」シリーズは、 もともと私の成育歴における心的外傷を言語化するものとして始めたが、 最近はマリアテレサとの書簡集になってしまっていた。 書簡集は、べつの …

スパゲッティの惨劇(29)引き出される物語・言語フェティシズム

「スパゲッティの惨劇(28)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 ぼそっと池井多: マリアテレサ、私はあなたの意図を誤解していたとはぜんぜん思いません。私は、あなたが精神科医になりすましたとはまったく考えていないのです。ただ、あなたの大人び…

海外ひきこもりだった私(9)病気によって奪われていた視界

「海外ひきこもりだった私(8)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 これは、私自身が撮影したのにちがいない、 1991年のイタリアの地方都市、パルマの市街である。 少しさびれた地方性を感じさせる ある種の厚みをそなえた街並みだと思う。 ところが、…

海外ひきこもりだった私(8)イタリアの小さな公園で

「海外ひきこもりだった私(7)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 これは、かれこれ三十年あまり前に 私がイタリアの田舎町で何気なしに写した一枚である。 そのままずっと埋もれていて、 へたをすれば永遠に 取り出されることすらなかったかもしれな…

海外ひきこもりだった私(7)ブラック労働と民主主義 ~ 地方新聞の妙

「海外ひきこもりだった私(6)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 地方新聞というものは、 珠(たま)のような言葉の宝庫である。 地方にいる、中央にあらがう、というだけで すでに在野的なジャーナリスト魂の真価が 発揮されている場合がある。 大手…

海外ひきこもりだった私(6)カレエダさんの評 ~ 持続しない自殺願望

「海外ひきこもりだった私(5)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 ブロ友であるカレエダさんのブログ 「老境の楽しみ・カレエダの旬刊随想」 の2017年1月27日の記事「死の裏付け」(*1)より 一部を引用させていただく。 ただし、編集の段階で、不肖私、…

スパゲッティの惨劇(19)八ッ橋入試疑惑事件

「スパゲッティの惨劇(18)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 慶応大学の合格発表から12日後のことであった。 いよいよ本命ということになっている、 八ッ橋大学の発表があった。 私は、名古屋から東海道本線の夜行快速列車に乗り、 東京郊外のその街…

スパゲッティの惨劇(18)慶應入試疑惑事件

「スパゲッティの惨劇(17)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 最初に述べておくが、 この「慶應入試疑惑事件」という副題は、 なにも慶応大学の入試の運営に疑惑があるという意味ではない。 したがって慶応大学を批判するものでは、いっさいない。 で…

スパゲッティの惨劇(17)偏差値地図の虚実 ~ 落ちまくった私

「スパゲッティの惨劇(16)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 母の母方の祖先をたどると、 明治初年には ヨーロッパで外交官をやっていた人もいるらしい。 となると、もしかしたら東京帝国大学を出た人なども 母の母方から輩出されたかもしれないが、…

スパゲッティの惨劇(16)平沼銑次への共鳴 ~ 「在日になりたい」

「スパゲッティの惨劇(15)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 この事は、ぼそっとさんの価値観が、あの時から今と変わらないという証明です。 [ 痴陶人 ] 2017/1/10(火) 午後 9:25 ぼそっとプロジェクトをやっていることが、 さいおうクリニックとい…

スパゲッティの惨劇(15)屈曲したアリバイ ~ 浪人の理由

「スパゲッティの惨劇(14)」 ならびに 「井の中の丼(3)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 いまやファーストフード外食産業の代名詞であるマクドナルドは、 私の中学受験戦争と時を同じくして 1971年に日本における商戦を開始した。 そのため、三谷…

海外ひきこもりだった私(5)何もしないで生きていたい

「海外ひきこもりだった私(4)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 「海外ひきこもりだった私(1)」 に詳しく書かせていただいたように、 当時の学生人気ランキング上位の会社から 内定をいただくことができたにもかかわらず、 私が布団に寝たきりの鬱…

性虐待と主体(18)続・売春の起源 ~ ナイロビ沈没記

「性虐待と主体(17)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 前回「売春の起源」では、 売春の起源を貨幣経済、すなわち 「お金のやりとり」が社会にあらわれるようになった時から、 と位置づけて考えてみた。 私はむかし海外ひきこもりの過程で、 アフリ…

海外ひきこもりだった私(4)異邦人願望 ~ 武田鉄矢という多数派

「海外ひきこもりだった私(3)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 どこのチャンネルを回しても オリンピックの話題で沸騰している今、 自国の選手たちの活躍に何の関心も持てない私は、 まるで異邦人のようである。 それはほとんど、二日酔いの人が、 …

海外ひきこもりだった私(3)生と生活の不一致

「海外ひきこもりだった私(2)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 詩人の谷川俊太郎は、かなり若いころに 現代の問題は、生と生活の不一致である という主旨のことを書いた(*1)。 *1. 谷川俊太郎『世界へ ― an agitation』 「ユリイカ」1956年10月号 …

海外ひきこもりだった私(2)海外流出の始まり

「海外ひきこもりだった私(1)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 このシリーズでは、 私が海外ひきこもりになっていった背景を つぶさに振り返っているわけだが、 大学を出たあと何のあてどもなくアフリカに旅立つ私は、 すでに大学へ入ってすぐ、海…

海外ひきこもりだった私(1)

「スパゲッティの惨劇(19)」からのつづき・・・ vosot.hatenablog.com by ぼそっと池井多 僕は基本的に社会に出れば個に仕えるか、組織に仕えるかと分けているのであるが、貴兄程の方がどうして今の立場であるのか?!どんなに推測しても此ればかりは分か…

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