VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

無差別殺人犯を読む

やっぱり今日もひきこもる私(270)忘れ去られた福岡事件

川崎・練馬事件よりも日常性を感じさせる。

やっぱり今日もひきこもる私(269)練馬ひきこもり長男刺殺事件から一年

昨年の今ごろの喧騒が、ある意味、嘘のように・・・

無差別殺人犯を読む(27)東海道新幹線3人無差別殺傷焼身自殺事件

「無差別殺人犯を読む(26)ー2 」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 凄惨な事件が、新幹線という密室の中で起き、 無実の方々が犠牲になり、被害に遭われた。 亡くなられた方は、 人望の篤い自己犠牲的な方だったという。 深く哀悼の意を表したい。 こ…

イスラム国をめざす若者たち(12)インドに広がり変化してきた「青い鯨ゲーム」

「ロシアの少年少女に広まる「青鯨」ゲーム」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 以前、本ブログで 「ロシアの少年少女に広まる「青鯨」ゲーム」 http://vosot.hatenablog.com/entry/2017/05/22/070000 について警告する記事を出したが、 その後、この自…

イスラム国をめざす若者たち(11)ロシアの少年少女に広まる「青鯨」ゲーム

「治療者と患者(143)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 先週、5月19日に厚生労働省から発表された 自殺対策白書では、 15歳から39歳までの死因の第1位は「自殺」であり、 日本でも若年層の自殺の問題が深刻であることが 浮き彫りになっていた。 歴史…

無差別殺人犯を読む(26)-2 すがりつくイデオロギーがないひきこもり<重複掲載>

「治療者と患者(134)すがりつくイデオロギーがないひきこもり」のコピー by ぼそっと池井多 前回「治療者と患者(133)」のなかで、 日本のひきこもりのことを取り上げた 米誌「QUARTZ」(*1)を紹介するにさいして、 「誤りも多いが…」 と留保をつけさせて…

当事者性を考える(10)松戸ベトナム人女児遺棄事件と「当事者性」神話の崩壊

「当事者性を考える(9)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 「同じ年頃の娘をもつ親として、 こういう事件は許せません」 といったコメントが、 これまで、子どもを犠牲者とした痛ましい事件が起こるたびに 同じ小学校の親や保護者などから発せられて…

無差別殺人犯を読む(26)浦安女性通り魔事件

「無差別殺人犯を読む(25)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 先週火曜日、10月18日に 千葉県浦安市にあらわれた通り魔は 32歳の女性であった(*1)。 自称、主婦だという。 被害者には男性も女性もいて、 年齢層も広がりがあったから、 とくに男性を敵…

長男の放逐(129)母の贖罪

「長男の放逐(128)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 強姦致傷事件で逮捕された 高畑裕太容疑者の母親、 高畑淳子さんが 今日の午前おこなった記者会見で、 私は次のふたつの言葉を評価する。 この状態でお芝居をやる自信はないですが、舞台に立って…

積もっていくお菓子のゴミ(59)家庭のなかの虐待が犯罪やテロを生む

「積もっていくお菓子のゴミ(58)」からのつづき・・・ ニャロ 「いったいどうしたら この家庭で育っていかなくて済むか」 ということを、子どものころの私はずっと考えていました。 よほどのことをしないかぎりは、 たとえ児童相談所へ行っても、 親が「引…

無差別殺人犯を読む(25)相模原事件と主体

「無差別殺人犯を読む(24)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 相模原大量殺傷事件は、 もしかしたら秋葉原無差別殺傷事件よりも深く、 忌まわしい記憶となって 私たちの歴史に刻まれるかもしれない。 こういう事件が起こったときに、 やれ、「障碍者…

イスラム国をめざす若者たち(10)パリ同時多発テロ事件

一つの戦争が始まってしまった。 パリ同時多発テロ。 フランス・ロシア・アメリカなどによるIS空爆。 パリのコンサートホールで自動小銃を乱射した 容疑者の一人、サミー・アミムールという青年について このように報じられる。 「静かで、礼儀正しい青年だ…

無差別殺人犯を読む(24)地下鉄サリン事件から20年

「無差別殺人犯を読む(23)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 救済 とは、ちょうど20年前の今日に起こった 無差別殺人について オウム真理教が与えた意味であった。 そのような意味づけを 社会では正当化と呼ぶ。 聖戦と呼ばれる殺戮(さつりく)。 …

無差別殺人犯を読む(23)吉田松陰と三島由紀夫

「無差別殺人犯を読む(22)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 前回「無差別殺人犯を読む(22)」では、 日本の社会でたいへん崇敬を集める吉田松陰と、 同じく日本の社会で 罵倒と軽蔑の的となっている秋葉原男を 「過激派」というワードを梃子にして…

無差別殺人犯を読む(22)過激派、吉田松陰

「無差別殺人犯を読む(21)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 今年のNHK大河ドラマは低調らしいが、それでも前半の実質的な主人公ということで、吉田松陰がふたたび脚光を浴びている。 私は依然、秋葉原男は大義なき過激派だった、と書いたが、吉田松…

無差別殺人犯を読む(19)-2 マイノリティがマイノリティを差別する

「無差別殺人犯を読む(19)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 前回、「無差別殺人犯を読む(19)」では、つまようじ少年と シャルリー・エブド事件を取りあげさせていただいた。 「シャルリー・エブドは、無差別殺人犯だとわかるけれど、 つまようじ少…

無差別殺人犯を読む(21)加藤智大の死刑確定

「無差別殺人犯を読む(20)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 さる2月2日、 秋葉原無差別殺傷事件の実行犯、 加藤智大の死刑が確定した。 その前日の記事に、被害者の遺族の方の言葉があった。 事件後、被告から手紙が2通届いた。「自分の行為は万死…

イスラム国をめざす若者たち(9)後藤健二さんに聞きたかったこと

なぜ若者たちは 「イスラム国」をめざすのか。 その理由の一つは、おそらく 後藤健二さんのような方が 英雄視され、聖化されるからである。 「おれも後藤健二さんみたいに世界中から賞賛を浴びたい」 「ぼくも人生を一発逆転で世界中から承認がほしい」 存在…

無差別殺人犯を読む(20)名古屋大学女子大生「人を殺してみたかった」が物語るもの

「無差別殺人犯を読む(19)-2」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 また「人を殺してみたかった」か。……ため息をつかれる方も多いのではないか。 名古屋大学19歳女子学生の事件も、佐世保女子高生殺人事件だけでなく、遠く秋葉原事件などにもつながる…

イスラム国をめざす若者たち(8)改訂版・イスラム国人質事件は首相の舌禍

さまざまな新事実がわかってくるにつれて、 いよいよ今回の一連の事件は、 安倍首相の舌禍事件であったと私には思われる。 なぜか。 安倍首相は、 1月17日(日本発表1月18日)の時点で、 湯川さん・後藤さんが イスラム国にとらわれていることを知ったうえで…

イスラム国をめざす若者たち(7)イスラム国人質事件は首相の舌禍

せまりくる72時間という刻限。…… しかし、時が経つにつれて 今回の「イスラム国」人質事件の本質は、 安倍首相の舌禍事件であると私は思う。 つまり、この二人の人命がかかっている事件は、 そもそも1月18日にエジプトで 安倍首相が言わなくてもいいことを言…

無差別殺人犯を読む(19)つまようじ少年とシャルリー・エブド

「無差別殺人犯を読む(18)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 つまようじ少年が逮捕されて3日が経ち、イスラム国の人質事件のニュースが入ってきたこともあって、すでに世間ではこの「つまようじ」の話題は忘れられてきた。 つまようじ少年とシャルリ…

無差別殺人犯を読む(18)「つまようじ少年」が求めたもの

「無差別殺人犯を読む(17)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 商品棚のスナック菓子につまようじを混入したり自分が万引きをする様子を撮影し動画サイトに投稿していた「つまようじ少年」が、昨日朝、滋賀県米原駅で身柄を確保された。 1980年代に西…

イスラム国をめざす若者たち(6)シャルリー・エブド銃撃事件

フランス・パリで起きた凄惨なテロ、 シャルリー・エブド銃撃事件は、 何人もの犠牲者を出して 舞台を郊外へ変えながら 容疑者たちの射殺というかたちで いちおうの幕を閉じたかのように見える。 しかし、いまだ逃亡中の容疑者もいるとされ、 アルカイダとの…

無差別殺人犯を読む(17) 「不適切な養育」という語

「無差別殺人犯を読む(16)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 親の子への接し方に「虐待」ということばが使われ始めたのは、もう20年以上も前、1994年ごろである。 それまでも、親から子への虐待がなかったわけではない。今日でいう虐待で子どもが死…

無差別殺人犯を読む(16)なぜ「虐待」という語を避けるのか

「無差別殺人犯を読む(15)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 秋葉原事件の実行犯、加藤智大は、数々のいちじるしいアンバランス、不均衡をかかえている人だといえる。 前回、「無差別殺人犯を読む(15)」ではそんなアンバランスの一つを指摘させて…

無差別殺人犯を読む(15)彼が「母親の責任」を語れないわけ

「無差別殺人犯を読む(14)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 前回は、秋葉原事件の実行犯、加藤智大が、そういう領域の話となると、多弁ではなくなる理由について考えてみた。 ほかの領域の話では多弁な彼が、その問題になると、筆がうなだれてくる…

無差別殺人犯を読む(14)なぜ男は毒母を語らない

「無差別殺人犯を読む(13)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 前回は、遠い過去の記憶を 言葉によみがえらせるときのひと手間 について考えさせていただいた。 しかし、もちろん秋葉原事件の実行犯、加藤智大の叙述が、 近い過去になるほど多弁であり…

無差別殺人犯を読む(13)回想のひと手間

「無差別殺人犯を読む(12)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 では、なぜ加藤智大は、ほんとうの原因と思われる母親からの「不適切な養育」にもっと多くのページ数を割かなかったのだろうか。 前回、述べさせていただいた、彼の躊躇のほかに、人間一…

無差別殺人犯を読む(12)「母親」を理由に出すことへの躊躇

「無差別殺人犯を読む(11)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 秋葉原事件の実行犯、加藤智大の著書を読んでいて、彼の人格形成を考えるのに、どうしても目が行くのは彼の母親である。 それは、「なんでもかんでも母親のせいにする」などという意図が…

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