VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

自分の存在に耐えられない私

自分の存在に耐えられない私(26)客を飼い殺しにする経済と精神医療

「自分の存在に耐えられない私(25)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 痴陶人 やっぱり経済って、循環で 客を飼い殺しにしていかないと、回らないのよ。 一つの商品を買わせたら、 客にその味をおぼえさせて、 続けて買ってもらわないと収益が上がら…

自分の存在に耐えられない私(25)金がない方がまともに生きられる

「自分の存在に耐えられない私(24)」からのつづき・・・ 痴陶人 (私は1日3000円しか使えないわけだけど) 1日3000円という生活が どんな人間にも基本的にはいいんですよ。 その金額を超えて 有意義に使えないだけのお金を持ってしまったら、 人間、ろくな…

自分の存在に耐えられない私(24)死ぬなら逃げろ、殺すなら逃げろ。

「自分の存在に耐えられない私(23)」からのつづき・・・ 痴陶人 親父の三回忌にあたる行事の知らせが こないだやってきて、 久しぶりに実家に帰らなくちゃ、 という時がめぐってきたんですよ。 母親が住んでいる団地も 建て替えがなされて、 同じ家賃でバ…

自分の存在に耐えられない私(23)欠落と当事者性

「自分の存在に耐えられない私(22)」からのつづき・・・ ぼそっと池井多 「欠落」という話でつながると思うのですが、 「ひきこもり大陸」の言語でいうと、 それは「当事者性」という語かな、 と思うのです。 その語をつかっていえば、 痴陶人さんは、これ…

自分の存在に耐えられない私(22)欠落が自分から欠落している

「自分の存在に耐えられない私(21)」からのつづき・・・ edited by ぼそっと池井多 痴陶人 2種類の作家のタイプがあると思うんですよ。 苦難がないと書けない作家 苦難があると書けない作家 という2タイプです。 後者は、幸せでないと、心が安定してない…

自分の存在に耐えられない私(21)おかしくなった妻

「自分の存在に耐えられない私(20)」からのつづき・・・ ぼそっと池井多 奥さまがおかしくなってしまった というのは、どのように おかしくなってしまわれたのですか。 痴陶人 今回、私は(ギャンブル依存症が再発して) 亡者のように、狂ったように、 (…

自分の存在に耐えられない私(20)おかしくなった妻

「自分の存在に耐えられない私(19)」からのつづき・・・ 痴陶人 今回、私がギャンブル依存を再発させたために 妻のほうがおかしくなりました。 妻がおかしくなったのは、初めてです。 私が55で、妻は10歳ぐらい上ですから ある意味、老齢年金をもらうよう…

自分の存在に耐えられない私(19)「男を立てる」妻

「自分の存在に耐えられない私(18)」からのつづき・・・ ぼそっと池井多 何日か泊りがけでどっぷりと ギャンブルに入れこんで、すっかり負けて、 給料をつかいはたして家に帰ってくると、 今度は奥さまから責められるわけですか。 痴陶人 いや、うちのは責…

自分の存在に耐えられない私(18)ギャンブル依存と「女房」

「自分の存在に耐えられない私(17)」からのつづき・・・ ぼそっと池井多 ギャンブルに勝ち続けているあいだ 家に帰らない、というのはどうしてなんでしょうか。 痴陶人 ひとつは、 家内にはギャンブルをやってないことになってますから、 …… たとえば、私…

自分の存在に耐えられない私(17)団地で飼っていた三匹の犬

「自分の存在に耐えられない私(16)」からのつづき・・・ by 痴陶人 ぼそっと池井多 ニャロさんは、 今回、痴陶人さんが行方不明になったのは、 「自分のせいだ」 と思っていたのでしょうか。 ニャロ そうですね。 最初は、何か事故でもあって、 痴陶人さん…

自分の存在に耐えられない私(16)レーダーとしての自分

「自分の存在に耐えられない私(15)」からのつづき・・・ 痴陶人 私はほうっておくと、すごく不安になって、 『存在の耐えられない軽さ』という映画がありましたが、 私は存在に耐えられないんですよね。 自分が自分のままでいることに。 だから、忘我を望…

自分の存在に耐えられない私(15)常識の線引き

「自分の存在に耐えられない私(14)」からのつづき・・・ by 痴陶人 木野弁護士がぼそっとさんを非常識というのは、 常識のラインの外にいると言っている、 つまり黒だと言っているわけで、 「訴える」と言っているのですから、 当然のことです。 しかし、…

自分の存在に耐えられない私(14)治療者と患者の「尊厳」の闘い

「自分の存在に耐えられない私(13)」からのつづき・・・ by 痴陶人 木野弁護士の送ってきた内容証明付き通知書(*1)は、 何度読んでも不思議な文章ですね。 *1.「治療者と患者(201)」 https://blogs.yahoo.co.jp/vosot_just/65906416.html 正に塞翁ディス…

自分の存在に耐えられない私(13)当事者が語る勇気とその有効性

「自分の存在に耐えられない私(12)」からのつづき・・・ by 痴陶人 最近のニュースで、 目から鱗が落ちたのがある。 「何故、駅で切符を買う際、 自分の行き先の料金を料金表パネルで探し、 見つけたその料金のボタンを押して 切符を買わねばならぬのか。 …

自分の存在に耐えられない私(12)負けたら書ける?

「自分の存在に耐えられない私(11)」からのつづき・・・ 痴陶人 「勝手に先読みする」というところが、 私にとっては非常に重要なキーワードで、 「言葉にすると治る」 というのはね、ある意味、よくわかるんですよ。 というのは、一時期モノを書いていた…

自分の存在に耐えられない私(11)パチスロの仕組み・カジノ解禁論を考える

「自分の存在に耐えられない私(10)」からのつづき・・・ ぼそっと池井多 痴陶人さんは今回、10000円の氷代が入って、 それでパチスロを始めて、 はじめは勝っちゃうのだ、と。 それでやめられなくなっちゃうのだ、と。 じっさいには いくらぐらいまで勝っ…

自分の存在に耐えられない私(10)叩くと嘘つきになる2 世間体としての厳しさの犠牲者たち

「自分の存在に耐えられない私(9)」からのつづき・・・ by 痴陶人 「あの時私を殴ってくれなかったら、私はとんでもないクズ人間になっていたかもしれません」 というような父親や恩師に殴ってくれた感謝を述べる美談がよく語られます。 例えば「三年B組金八…

自分の存在に耐えられない私(9)叩くと嘘つきになるー清水良太郎と清水アキラ

「自分の存在に耐えられない私(8)」からのつづき・・・ by 痴陶人 清水良太郎の覚醒剤使用容疑の逮捕を受けて、父親清水アキラが涙の記者会見を開き、その内容が賛否両論を巻き起こしていますが、私は概ね好意的に捉えています。 いい父親だなと思いました…

自分の存在に耐えられない私(8)やりたいことがわからない

「自分の存在に耐えられない私(7)」からのつづき・・・ 「スパゲッティの惨劇(32+)主体の剥奪と鬱の発生」からのつづく・・・ by 痴陶人 痴陶人: 私は三島由紀夫の平岡家の母権の二重構造を祖母夏子と母倭文重という母性が二人いたという意味と、その…

自分の存在に耐えられない私(7)一万円札がもたらす騒めき

「自分の存在に耐えられない私(6)」からのつづき・・・ 痴陶人 アルコールの方は、もう飼いならしています。 身体には、良くないんでしょうねえ。 いろいろな不具合は出てきてるんですけれども… 手がふるえたり、 いろいろな症状は出てきてるんですけれど…

自分の存在に耐えられない私(6)母親からの手紙

「自分の存在に耐えられない私(5)」からのつづき・・・ 痴陶人 「家に帰ってこなくなるまでパチスロにはまる」 ということが、 前回に起こったのは3年半前なのですよ。 だいたい4年か5年に1回、出るんですね。 だんだん間隔が広くなってはきているんです。…

自分の存在に耐えられない私(5)

「自分の存在に耐えられない私(4)」からのつづき・・・ 痴陶人 今回、気づくことができたのは、 このぼそっとプロジェクトで、 「盗みが止まらなかった私」(*1)の リュウさんの話を聞いていて、 あと私の同窓生のナガレ(*2)の話を聞いていたからです。 *1.…

自分の存在に耐えられない私(4)

「自分の存在に耐えられない私(3)」からのつづき・・・ なぜ、痴陶人は行方不明になったのか。 その真相のすべてを、彼は語り始めた。…… ・・・「自分の存在に耐えられない私(5)」へつづく

自分の存在に耐えられない私(3)

「自分の存在に耐えられない私(2)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 「とつぜん連絡が途絶えた痴陶人は、 どうやら元気で生きているらしい」 そんなことが、痴陶人の奥さんの言葉からわかったが、 それが吉報として作用したのも わずかな時間であっ…

自分の存在に耐えられない私(2)

「自分の存在に耐えられない私(1)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 ドアがうっすらと開いて、 痴陶人の奥さんが顔を出した。 初めてお会いする。 見ようによっては、憔悴しているようにも見える。 少しおびえたような、怪訝な目を私に向けてきた。…

自分の存在に耐えられない私(1)

by ぼそっと池井多 新しいシリーズが始まったのだが、 このシリーズの主人公は私ではない。 私は、このシリーズを始めるに至った経緯を述べる 水先案内人にすぎない。 この新シリーズは、 私たちぼそっとプロジェクトで現実に起きている 一つの事件から由来…

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