貧困と人づきあい
「資本主義がみんな悪いのさ」と言っていれば事は済むのだろうか。
先日、コメント欄にいただいた極限状態さんという方との短い会話。
以前、本ブログでも触れた自称「財閥」竹花貴騎「カリスマ社長の虚実」があらわになっていく。
正式な抗議をしたら、それを削除するだけでなく、こちらのアカウントをブロックしてきた大金持ち。
社会の表に見えるところでは慈善家である若手起業家が、表に見えないところで何をしているか。
「地域で支えるひきこもり」? 冗談じゃないね。
「貧困と人づきあい(93)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 昨日、日曜日のショッピングセンターは、いつもにも増して人でいっぱいであった。 おお、いやだいやだ。 私は人ごみが大嫌いであるので、まるでゴキブリでも眺めるような目つきで、その人ご…
「貧困と人づきあい(92)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 私にはオランダという逃げ道があった ぼそっと オランダでも、不登校は多いですか。 マリコ オランダでは、基本教育の学校へ行くことが憲法で義務として定められていて、その代わり、行く学…
「貧困と人づきあい(91)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 二人の教師にトイレへ連れこまれ… マリコ 今でもときどき高校の教室の悪夢が出てきます。 高校はつまらなかったです。 担任の先生とのバトルもありました。 ぼそっと池井多 たとえば、どん…
「貧困と人づきあい(90)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 日本社会でやっていけない者 ぼそっと池井多 そのころまでには、 マリコさんはオランダがもうすっかり 一つの故郷として心に根ついていたのですね。 マリコ オランダは、母の里帰りにくっつ…
「貧困と人づきあい(89)マリコさんの場合<1>」からのつづき・・・」 edited by ぼそっと池井多 「少年院」時代 ぼそっと池井多 そのまま中学校時代を迎えるのですか。 マリコ いいえ。中学校へいくと、 「日本人になろうとなんて、しなくていいんだな。…
「貧困と人づきあい(88)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 私のような形でひきこもりとして生きていると、 どうしてもメディアの方々とのおつきあいが生じてくる。 そのなかには、国外のメディアも含まれる。 マリコさんは、 日本のひきこもりを取材…
「貧困と人づきあい(87)東京のひきこもり、岩手を歩く<2>」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 東京のようなわけに行かない、地方の当事者会 私が釜石を訪れた日は雨だった。電車の車窓から。 写真・ぼそっと池井多 ぼそっと池井多 この釜石地方の …
「貧困と人づきあい(86)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 東日本大震災の前に自宅の茶の間があった場所で 写真 Miyano Shohei 土橋詩歩 2010年の夏にうつになってしまいました。 積み重なっていったものが、身体に出たのでした。 心も体も一切が動…
「貧困と人づきあい(85)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 今年の3月に、しばらく岩手県に滞在していたことは、 以前、このブログでも報告させていただいた。(*1) *1.「やっぱり今日もひきこもる私(86)」 vosot.hatenablog.com どうしても東京とい…
「貧困と人づきあい(84)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 このシリーズの前回「貧困と人づきあい(84)」では、 ひきこもりの子どもと 政治の話をしたいと思っているお父さんが 親子対話の不在に陥っているパターンについて考えていた。 そこへ、川…
「貧困と人づきあい(83)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 最近、「ひきこもり親子 公開対論」(*1) などということをやっているので、 「ひきこもりと父」 というテーマを考えることが多い。 *1.ひきこもり親子 公開対論 参考:https://blogs.yahoo.…
「しゃべれない男たちの叫び(25)」 「貧困と人づきあい(82)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 aon*_*85 : うちの会社でも「働き方改革」の掛け声が大きく、改革の担当役員が先月に私の事業部に取り組みの説明に来た際も、「皆さんがもっともっとた…
「貧困と人づきあい(81)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 対話交流会だの公開対論だのといったことをやっていると、 ひきこもりの子を抱える親御さんとお話をする機会が どうしても増えてくる。 そのなかで、あるひきこもりを抱えるお父さんとお話…
「貧困と人づきあい(80)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 これからの人生 ぼそっと池井多 なんかお話をうかがっていると、 だいぶ底辺で苦労されてきたようなお話が多いですけども、 タイキさんの人生で「良かったこと」というと何でしょうか。 タ…
「貧困と人づきあい(79)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 ぼそっと池井多 さきほど、東日本大震災のあと、 うつの調子がよくなったので、 福島の除染作業に出稼ぎに行った、 みたいなことをおっしゃってましたね。 どうでしたか、そういう社会的に…
「貧困と人づきあい(78)」からのつづき・・・ Edited by ぼそっと池井多 ぼそっと池井多 自殺未遂をしてから 生活保護を受け始めるまでの9年間というのは、 どのように経済的に生きていましたか。 タイキ 親のちょっとした仕送りとか、 ちょっとしたアルバ…
「貧困と人づきあい(77)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 生活保護から抜けられない タイキ そうやって入院中に生活保護を受けることになって、 やがて退院して、役所に行ったら、こんどは、 「もう、できるだけ働いてください。 A型支援でもB型支…
「貧困と人づきあい(76)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 集中治療室の医療費 ぼそっと池井多 自殺未遂をして担ぎ込まれた病院から、 やがて退院するときがやってきたわけですね。 タイキ はい。集中治療室には15日間も入っていたらしいです。 退院…
「貧困と人づきあい(75)東京のひきこもり、沖縄を歩く<7>」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 「ああ、命が助かってしまった」 ぼそっと池井多 それで7年経ったら、うつ病は治ったんですか。 タイキ そうじゃないんです。 7年後、2009年、32歳のと…
「貧困と人づきあい(74)東京のひきこもり、沖縄を歩く<6>」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 なぜひきこもったか ぼそっと池井多 さっき 「ご両親は遠くに住んでいた」 とおっしゃいましたが、 ご両親とは関係が悪くて別居していたのですか。 タイ…
「貧困と人づきあい(73) 東京のひきこもり、沖縄を歩く<5> 沖縄のひきこもり当事者タイキさんとの対話(1)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 ある朝、とつぜん動けなくなった ぼそっと池井多 高校を出てから、 どんなことをされていたのですか。…
「貧困と人づきあい(72)東京のひきこもり、沖縄を歩く<4>」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 沖縄に来たら、 日常的な食として、 あちこちで沖縄そば(うちなーすば)のお世話になる。 沖縄そばは、広く知られるように 麺の成分にはそば粉は入って…
「貧困と人づきあい(71)東京のひきこもり、沖縄を歩く<3>辺野古探訪記(2)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 沖縄県名護市辺野古(へのこ)は、浜辺と基地だけではない。 基地ができる前からそこにある 住民の方々のための居住区がある。 入り…
「貧困と人づきあい(70)東京のひきこもり、沖縄を歩く<2> 辺野古探訪記(1)」からのつづき・・・ by ぼそっと池井多 沖縄県名護市辺野古 キャンプシュワブ いまや世界的に有名な集落、辺野古へ行くには 沖縄県内の主要都市、那覇と名護をむすぶ 沖縄バ…