VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

治療者と患者(29)「告訴する」

治療者と患者(28)」からのつづき・・・

 

#齊藤學被害 #精神医療被害 #精神療法被害

 

by ぼそっと池井多

 

おととい18:00より塞翁先生と会談してきた。
 
会談は3時間半にわたり、
内容は重層的であり、
とてもきれいにまとめられる性格のものではないが、
順を追って述べていこうと思う。
 
正確には、ミーティングが遅れ、
塞翁先生は18:30に診察室に帰ってこられた。
 
まず秘書の山野さんが、
数枚の資料を持って
私に先立って診察室に入って
塞翁先生と話をしておられた。
 
この数枚の資料のなかに、
あとで物語る重要な一枚がふくまれていた。
 
山野さんが診察室を出て、
私が入ることが許されたのが18:40ごろである。
 
会談が終わったのは22:00すぎであった。
 
 
 
 
この会談を持つに当たって、
私は前に(*1)二つの条件を求めた。
 
*1「二つの条件」参照
 
 
一つめのリンクバナーの復帰が果たされたので、
会談にうがかうことにしたが、
二つめの会談内容を音声で記録し
本プロジェクトで公開するという状態の方は
「その場で相談して決める」
ということになっていたので、
はたして現場でどのような形になるかはわからなかった。
 
私が考えていた案としては、
音声を収録し、それをもとに
ブラック(映像は真っ暗)、音声だけの映像をつくり、
とちゅう固有名詞など個人情報に抵触する箇所が出てきた場合は、
その部分の音声をミュートにし、
かわりに真っ黒な映像に仮名を字幕で出すことによって
視聴者の理解に役立てる、というものであった。
 
ところが、これらの方策は
のちに述べる展開によって
いっさいが無に帰することとなる。
 
 
 
 
3時間半にわたる会談のなかで
いろいろな話題が出たけれども、
私が想定問答集(*2)に書いた話題は
ほとんど出なかった。
 
 
 
ここで二つの見方ができる。
 
(1)塞翁先生は想定問答集を事前に読んでいたので
そこに出てくる話題は意識的に避けた。
 
(2)塞翁先生は想定問答集を読んでいなかったが、
出る話題がことごとく想定問答集を外れていた。
つまり想定問答集が見当違いであった。
 
塞翁先生自身は、
 
「私は、ぼそっとをまったく読んでいないのよ」
 
とくりかえし言った。
 
もしこの言葉がほんとうなら
(2)であるということであり、
もしこの言葉がほんとうでないなら
(1)なのだが(2)ということにしたい
ということであるだろう。
 
 
 
 
さて、3時間半にわたる会談のなかで、
まず冒頭に出てきた話題は、
まったく想定問答集にはない、
私の度肝を抜くような話であった。
 
塞翁先生はこう言ったのである。
 
「あなたは犯罪をおかしていることがわかったので、
 私たちはあなたを告訴します。
 
 この点において
 私たちはいかなる妥協もしません。
 
 だから録音をとめてください。
 会談の内容を公開することもやめてください
 
 
私は、何が何やらさっぱりわからず、
血圧急上昇、交感神経優位、アドレナリン全開の様を呈した。
 
 
聞いてみると、
なんでも岡村美玖(敬称略、仮名)が
本ブログのあるページ(*3)を見て腹を立て、
まずYahoo!ブログ事務局に削除要請をしたらしい。
 
*3:次の二つの記事と思われる。記事の章末にもリンクあり。
 
 
 
 
私はYahoo!ブログ事務局からは
何も聞いていない。
 
当然だろう。
 
そんなものはブログ投稿者個人の表現の自由の範疇であるから
Yahoo!事務局も岡村美玖を相手にせず、
ブロ主の私にも連絡もしなかったのだろう。
 
そこで岡村美玖は、
今度は私を告訴すると言い始めているそうなのである。
 
塞翁先生も、
いまは岡村美玖なしでは事業が成り立たないので、
彼女の雇用者として
全面的に岡村の側につこうというつもりのようである。
 
 
 
 
ここで裁判などに興味のない方のために
大人の読者の皆さまは退屈であろうが、
小学生にもわかるような解説をさせていただく。
 
裁判には民事と刑事がある。
人殺しやどろぼうなど、
警察につかまるような悪いことをしたときに、
かけられる裁判は刑事である。
 
「この人がわるいことをしたから
 警察のおまわりさん、
 どうかこの人をつかまえてください」
 
と警察に言いつけることが
「告訴」だと思っていただいてよい。
 
もちろん、その際は、
法律を犯すような「わるいこと」をした場合でなければならない。
 
「私の悪口を言った」
「私に恥をかかせた」
といったことでは
警察に言いつけても動いてくれないのである。
 
さて、塞翁先生はいう。
 
「今日、顧問弁護士に問い合わせた。
 さっき弁護士から返書が来た。
 このファックスがそうです」
 
さきほど、私が診察室へ入る前に
秘書の山野さんが診察室に運び入れた書類の一枚は
その返書であったのだ。
 
さて、岡村美玖は
私が先にあげたページを書いたことで
いったいどういう罪で
私を警察につかまえてほしいと願っているだろうか。
 
「弁護士から返書が来た」
という事実だけで、
あたかも私の罪は確定したかのような
錯覚を持ってしまいがちだが、
内容をよく読まないとそこは判断できない。
 
私は、塞翁先生に
 
「弁護士の先生からその返書を
 ちょっと見せていただいてよろしいですか」
 
と尋ねた。
 
「だめ」
 
と塞翁先生は言下に断った。
 
返書は見せてもらえないのであった。
 
そこで私は訊いた。
 
「では、罪名をおしえてください。
 いったい何の罪で私の告訴しようというのですか」
 
その質問に対して、塞翁先生は
○○罪といったようなはっきりとした罪名はお答えにならず、
「信書の盗用」うんぬんといった文章を
断片的に読み上げた。
 
ファックスに書いてある内容を
かいつまんで飛び飛びに読んでいる印象であった。
 
とにかく「信書の盗用」というのが
キーワードになるようであった。
 
 
「お前は犯罪をおかしていることが明らかになった」
「告訴する」
「われわれは妥協しない」
という言葉だけでもじゅうぶんインパクトがあったが、
それに続けて言われた
 
だから録音をとめてください。
 会談の内容を公開することもやめてください」
 
という言葉は、いささか首をひねるものであった。
 
なぜ「告訴する」のなら、
録音を止めなくてはならないのか。
 
なぜ「告訴する」のなら、
会談の条件どおり、会談の内容を公開するのを
やめなくてはならないのか。
 
そこには原因と結果の関係はない。
 
逆に、そこにあるのは、ある種の
「流れの力」
であった。
 
強烈な恐怖をあたえておいて、
そこで、ほんらい呑むはずもない要求をつきつければ、
心が弱い人はそれを呑んでしまう。
 
一種の心理技法といってよいだろう。
 
塞翁先生は追い打ちをかけるように言った。
 
「録音機をとめてください。
 あなた自身の手で」
 
しかし、
私は自分のICレコーダーに手をのばそうとしなかった。
 
自分の手で止めれば、
私の「意志」で条件を放棄したことになる。
 
もしほんとうに「告訴」されるのなら、
なおさらこうしたやり取りは記録に残しておく必要がある。
 
近年、警察での取り調べの様子も
すべて映像に残すようになったとかならないとか。
 
こういうときこそ
記録は撮るべきなのである。
 
 
だから3時間半、すべての録音はとらせていただいた。
 
塞翁先生の見えるところにICレコーダーを置いていたので、
これはけっして盗み録りではなく、
私はいつでも公開の権利を有するものである。
 
 
・・・「治療者と患者(30)」へつづく

vosot.hatenablog.com

関連記事

vosot.hatenablog.com

vosot.hatenablog.com

vosot.hatenablog.com

vosot.hatenablog.com

All Right Reserved (C)VOSOT 2013-2020