VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

治療者と患者(44)驚くべき密約

治療者と患者(43)」からのつづき・・・
 
#齊藤學被害 #精神医療被害 #精神療法被害
 
by ぼそっと池井多
 
 
リカモリング・アホバイザー講座(仮称)に関して、
NPO法人ザスト(仮称)を「管理」する株式会社ワイエフエフ(仮称)が、一部の受講生と以下のような密約を結んでいたことが、このたび明らかになった。
 
捺印された契約書の内容全文を、
固有名詞を仮構化、もしくは伏字にしてご紹介する。
 
De.Ksv養成講座受講契約の解約に関する合意書


株式会社ワイエフエフ(以下、「甲」という。)及びXX XX XX XX(以下、「乙」という。)は、De.Ksv養成講座の受講契約の解約に関し、本日、次の通り合意する。


1.  解約の確認

甲乙は、乙が平成27年3月XX日に申し込んだ下記、De.Ksv養成講座の受講契約(以下、「本契約」という。)を解約したことを確認する。

記 平日コース 開講日 2015年7月14日 受講時間200時間
  受講料 金600,000円(税込み)


2.解約に伴う返金

甲は、乙に対し、本契約の申し込み時の条件に関わらず、支払い済みの受講料の一部金300,000円の内、金150,000円を返還するものとし、本合意書成立後30日以内に乙指定の銀行口座に振り込んで支払うものとする。なお、振込手数料は乙の負担とする。


3. その余の請求権の放棄

乙は、前項の金員を受領した場合、甲に対し、名目の如何に関わらず、一切の金銭的請求及びその他の請求をしないものとする。


4. 遵守義務

乙は、次の事項を遵守する。

① 本件に関し、本合意の成立及びその内容を第三者に対し外しないこと。
甲及び甲の役職員についての論評を三者に対し行わないこと。


5. 違約金

乙は、第3条及び前項の定めに違反した場合には、違約金として、第2項により甲から受領した金員相応額を甲に対し支払うものとする。


6. 管轄

本件に関する第一管轄裁判所は東京地方裁判所とする。

以上
 
 
 
< 解 説 >
 
契約書のはじめにXX XX XX XXと伏せた
文中「乙」と略される当事者の方は、
昨年、リカモリ講座に申し込んだが、
申し込んだあとになって、
講座の内容が前宣伝といくつか違うことに気づいた。
 
また、
受講料減免などのシステムがあることを
申し込み時には知らされていなかったらしい。
 
これを知っていれば、
申し込み前に受講料減免を申請することも
可能だったと思われる。
 
そこで不信感をつのらせて
途中でやめることにしたので、
払いこんだ受講料を返してほしいといったところ、
2年間分の60万円のうち1年分の半額、
15万円が返ってくるということになった、
ということのようである。
 
消費者庁の下部機関が間に立った可能性もある。
 
こうしてワイエフエフは返金に応じることになったが、
第4項の2として、
 
甲及び甲の役職員についての
 論評を三者に対し行わないこと。
 
という項目があることに着目していただきたい。
 
わかりやすく言えば、
 
「ワイエフエフや、真子社長(仮名)、
岡村事業部長(仮名)、蓮田事業部主任(仮名)について
何も言ってはいけません
 
ということである。
 
こんな滑稽なことがあるだろうか。
 
ワイエフエフの役職員である彼らは
 
私たちはスタッフです。
 何も知らないで、ロボットのように動いただけです。
 だから、やったことに責任はありません
 
とでも言うつもりだろうか。
 
そうではない。
彼らは給料という金をとって、
自ら選んでやっているのである
したがって、彼らは人間として
やっていることに責任がある。
とうぜん批判も受けなくてはなるまい。
 
もし、何も言われたくなければ、
辞職届を出し、給料を返上すればいいだけだ。
 
けっして私たちの口を強圧的にふさぐ問題ではないだろう。
 
 
私は、被災地支援で東京にいないあいだに、
東京でさんざん批判されていた。
セカンドレイプ」とも言われた。
 
しかし、私は人の口に戸を立てようなどと
せこいことは考えなかった。
 
今でも、私は治療ミーティングやリカモリ講座で
さんざん個人攻撃されていることは知っている。
 
しかし、私は人の口に戸を立てようなどと
せこいことは考えない。
 
私は、べつに給料をもらっているわけではないが、
たとえ精神科の患者であっても、
自分の行動であるかぎり批判は受けて立つ。
 
いったいなぜ、このような口封じの項目が
返金にかかわる契約書に必要なのか。
 
そのような言論統制の項目を
どさくさまぎれに契約書に忍び込ませないで
ただ返金だけすればよいではないか。
 
このような項目を盛りこむのは、
ワイエフエフとリカモリ講座に関わる実態の数々を
公表されると困るからではないか、
と疑わざるを得ないのである。
 
私のように言論の自由を尊ぶ者をザスト通信編集長から解任し、
さらにすべてのアカウントを削除して事務局から追放し(*1)
あげくの果てには私が代表を務める本プロジェクトの
リンクバナーを削除する(*2)、という一連の動きも
こうした患者の口封じから来ている。
 
*1.ワーク・アカウントの削除については
  
*2.リンクバナーの削除については
および
 
 
 
私は、前記事(*3)で、
ワイエフエフの上層部は、
経営者側の人間として数々の知識と人脈を持ち、
それを私たち下のほうの患者を合法的にしめつけるのに
活用しているのではないか、ということを書いた。
 
 
 
 
まさに、このような密約書が出てくること自体、
私が言っていることが正しい証左ではないだろうか。
 
すべての面で強者であるワイエフエフに比べて、
もう一方の当事者「乙」は一個人であり、
知識弱者・情報弱者・人脈弱者である。
 
このような項目が契約書にまぎれこんでいても、
弱者は、よくわからないで
ハンコを捺してしまう人が多いのではないか。
 
あれこれと法律的な知識を動員して
患者の発言を封じ込めようとする
ワイエフエフ真子社長と岡村事業部長。
その下で立ち働く蓮田主任と
共謀する上級患者(*4)
 
*4.ザスト通信のバックナンバーが廃棄のために
束ねられ、ザスト事務局の玄関先に積まれていた
2015年5月27日、江青さんが蓮田さんに
「それはフォーマットを使ってやれば…」
などと仕事のやり方を指導していたのを私は目撃している。
そのとき、彼ら二人しか事務局にいなかった。
 
その下で、私たち下級患者は
口を封じられて
いろいろなことを「なかったこと」にして生きている。
 
この密約は、
現代の精神医療が隠し持つ、さまざまな闇を語っていると思う。
 
こんな、とんでもない契約書の作成に、
塞翁先生自身がどれくらい関わっているかも、
今後の取材の対象となるであろう。
 
 
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