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ザスト通信を読む(84)不穏なフォーマット談義 ~ ザスト倶楽部を情報発信基地にする?

ザスト通信を読む(83)」からのつづき・・・

#齊藤學被害 #精神医療被害 #精神療法被害

 

by ぼそっと池井多

 

 

「ようやくザスト通信90号が発行されるメドがついた。
5月中の発行を見込んでいる。
そこで、5月の連休明けまで
投稿を仕上げて送ってほしい。
ただし、内容は小説であること」
 
現ザスト事務局の実質的な事務局次長、蓮田から
そのような要請を受けたのが、
今年の4月下旬であった。(*1)
 
 
いささか急な締切日の設定ではあったが、
私は蓮田との約束を守って、
きっちり連休明けの5月9日に原稿を入稿した。(*2)
 
以来、約5か月。
ザスト通信は発行されていない。
 
その前の号、89号から発行されていない期間を考えると、
1年におよぶ。
 
ほんらい、2か月に1回、発行されるべきものである。
 
そのつもりで、消費者は金を払っている。
 
私が5月に投稿した内容は、
小説「父と娘」入稿」でごらんいただけるように、
蓮田が与えてきた条件をきっぱりと守っている、
ある架空のNPOの年次総会を舞台にした小説である。
 
それは、蓮田のいうとおり、
くだんの機関誌が「5月中に」出ることを
前提として書いた内容であった。
 
年次総会は、6月である。
 
原稿には、酒の肴と同じく、
季節のというものがあるのだ。
 
ところが、ザスト通信90号は5月中に発行されないばかりか、
6月の年次総会を過ぎても発行される気配がなかった。
 
そして、あれよ、あれよ、という間に
7月、8月、9月と過ぎた。
 
いまさら6月の総会をネタにした小説が載っても、
興ざめである。
 
それは、まるで秋のさなかへ進みいく今になって
初ガツオと菜の花のおひたしが肴に出るようで、
なんとも時期を逸している。
 
そこで、私は先日、ザスト事務局を訪れたときに、
現・事務局員であるボーズ曽我さんに
 
「もしザスト通信が10月に出るならば、
投稿した内容を差し替えたい」
 
と申し出た。
 
ボーズ曽我は、そのことを蓮田事務局次長に伝えてくれたらしく、
一週間ちかく経って、
このようなメールが来た。
 
Date: Tue, 4 Oct 2016 15:25:19 +0900
From: ザスト事務局 蓮田 <support@zust.or.jp>
To: ぼそっと池井多 <vosot.j.i.@yahoo.co.jp>


池井多様

お世話になっております。

ボーズ曽我さんから原稿差し替えの件について伺いました。

現在ザスト通信のフォーマットに関して大幅な見直しを行っており、
掲載方法・ページ数に関して大きな変更がでるかもしれません。

今 池井多様に原稿を書き直して頂くと
ご迷惑をおかけするかもしれませんので、
変更点に関して決定がされ次第
池井多様にあらためてご連絡をさせて頂きます。

今しばらくお待ち下さい。

よろしくお願い致します。

ザスト事務局 蓮田
 
 
「フォーマット」という語に
不当にすべてを集約しそうな不穏な空気を感じて、
私はそこで以下のようなお返事を出したのである。
 
Date: Thu, 6 Oct 2016 17:17:25 +0900 (JST)
From: ぼそっと池井多 <vosot.j.i.@yahoo.co.jp>
To:  ザスト事務局 蓮田 <support@zust.or.jp>
CC:  ワイエフエフ真子社長 <mako.munou@gmail.com>

ザスト事務局 蓮田さま

10月4日付けのご連絡をどうもありがとうございました。

ご連絡いただいたことにはつとに感謝いたしますが、
その内容は、いささか首をかしげるものでございました。

蓮田さんは、
「現在ザスト通信のフォーマットに関して大幅な見直しを行っており、…」
とお書きになっておられます。

あなた方に理不尽に追い出されるまで、
6年間のあいだ、1回も休刊せず、88号まで
隔月刊(2か月に1回)でJUST通信を発行してきた実績のある
元編集長として申し上げます。

フォーマット」とおっしゃいますが、
いったい何がそんなに問題なのでしょうか。


私が編集長だったころのように、
Microsoft Wordで創る簡易なフォーマットで十分ではありませんか。

岡村前編集長(といっても、この方は私などと違って、1年間に89号一冊しか出さなかったわけですが)のような、
コストばかりかけ、格好ばかりとりつくろって
1年に1回しか出ない、生命保険のパンフレットみたいなザスト通信より、
豪勢ではなくても必要十分な体裁で、隔月刊で発行し、
会員の意見や体験談が自由にやりとりできるメディアであることが、まずは先決だと存じます。

会員のみなさんは、そのために年間6000円も払っているのです。

現在、会費を払うメリットは何でしょうか。

「ザスト倶楽部に自由に入れる」
などとおっしゃるかもしれませんが、
あの8畳ほどの空間に入ったところで、
とくに何があるわけでもなく、
少なくとも年間6000円も払うメリットなど微塵も感じられません。

ましてや、地方会員の皆さまは、東京に来る機会などないから
会員に申し込まれているのです。
東京に来なければ、「ザスト倶楽部」なる空間に入ることもありません。


また、総会の場において、蓮田さんは
ザスト倶楽部を「情報発信基地」にするとおっしゃっていましたが、
あれから4か月近く、「ザスト倶楽部」なる空間には、
私が拝見したところまったくその気配はありません。

本が何冊かならんでいますが、
旧クリニック図書室を縮小しただけです。

総会のときに蓮田さんがおっしゃっていた、
総会資料や音声記録など、
ザスト倶楽部のどこを見渡してもありませんでした。

「5月までに次のザスト通信を出す。
だから5月連休明けまでに原稿を出せ」
「情報発信基地にする」
……そうおっしゃった蓮田さんは、
すべて口先ばかりで約束をやぶっている
と言わなくてはなりません。

また、将来的に、「情報発信基地」とはいっても
リカモリング・アホバイザー制度の宣伝ばかりされたのでは、
会員はたまったものではありません。

そんなことをされるために、
会員は会費を払っているのではありません。

前回の決算を見ても明らかなように
リカモリング・アホバイザー制度の収益はザストに1円も入ってきておりません。
それは、ザストとリカモリング・アホバイザー制度は
「関係ない」ということを物語っております。

ザストの会員は、リカモリング・アホバイザー制度の
潜在的マーケット、将来的なカモ
としてしか見られていないのでしょうか。

いまのザストの現状は、

「会員をバカにするのもいいかげんにしろ」

と言いたくなる代物でございます。

私を追い出して、もっと優れたザストになっているのなら、
まだしも文句も申しませんが、
私を追い出しておいて、会計といい、ザスト通信といい、
以前の水準にはまったく及ばず、
ほとんど機能していないとあっては、
おおいに文句も言いたくなります。

私という人間が批判勢力に回ることは、
あなた方が私を追い出した時点で覚悟されていたのだと思いますが、
これからもせいぜい徹底的にやらせていただきます。

なぜならば、私は、事務局は追い出されても、
まだ一人の会員であるからです。

  正会員 ぼそっと池井多

 
フォーマットの変更うんぬんというのは、
けっきょく「フォーマット」などという
コンピュータ言語にうとい一般患者を煙にまくために
即席に導入した語彙であって、
そのじつ、会員たちからの自由な発言をさせない様式に
ザスト通信を変えてしまうための布石ではないだろうか。
 
だとすれば、これは言論弾圧である。
 
その後には、
塞翁先生を教祖として礼讃するサクラ原稿ばかりが
ザスト通信に並ぶことになるだろう。
 
それは、あるべき精神医療の形からしても
断じてあるまじきことである。
 
けっして許してはならない。
 
 
 
・・・「ザスト通信を読む(85)」へつづく
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