VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

やっぱり今日もひきこもる私(39)東京都青少年問題協議会を傍聴して

「ひきこもり」について
東京都のえらい方々が話をするのが公開される、
とある人に教えていただき、
7月10日に東京都庁でおこなわれた
 
青少年問題協議会拡大専門部会
せいしょうねんもんだいきょうぎかいかくだいせんもんぶかい
 
という、舌を噛みそうな長たらしい会議の傍聴へ行ってみた。
 
じつは、私は東京都民になってから久しいのに、
これまで東京都庁という建物に入ったことがない。

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Photo:SABO
 
「それはおかしい。
お前は昔、そとこもりをしていたんだろう。
国外へ逃亡するときに、パスポートはどうしたんだ。
都庁へ作りに行かなかったのか。
さては偽造か」
 
などと聞かれるかもしれないが、
昔、私が「そとこもり」をしていたころは、
東京都民はパスポートを
有楽町の交通会館まで取りに行ったものである。
 
いまの西新宿、「都庁前」という新たな地名に
そびえたつ高層ビルの地下1階に
パスポート・センターが入るころには、
私は生活保護で生きながらえる身となり、
パスポート申請とは縁のない人生となっていた。
 
そして、都庁展望台というような
夜景のきれいなデートスポットとも縁がない。
だから、やはり都庁は初めてなのである。
 
そんなこんなを考えながら
都庁へ着いてみると、入口の一階は、
まるで「ここは上海空港か」と思うほど
大荷物を持った中国人観光客の皆さんでごったがえしていた。
 
入口で名刺の提出を求められたので、
 
ぼそっとプロジェクトぼそっと池井多と申します」
 
といって、名刺を差し出した。

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すると、一時通行証というものを与えられた。
 
観光客の皆さんが昇っていく展望台へ向かう通路とは別に
自動改札のようなゲートがあり、
そこへこの一時通行証をかざすことで、
都庁の中へ入れるようになっている。

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来庁者番号が「94207920」だということは、
こういうカードを
少なくとも一千万個(10,000,000個)は造ってある、
ということだろう。
 
東京都民がたしか13,000,000人ぐらいいるから、
都民が全員、都庁へ押し寄せてきてもいいように、
人数ぶん作ってあるのかもしれない。
 
これを首から下げて、
42階という高層階まで一気にエレベーターであがるのだが、
最近のエレベーターは身体が抵抗を感じないように作ってあるので、高層階まであがった感じがしない。
 
窓の外の足元には、
一見すると都心と思えないような
緑豊かな領域が広がっていた。
 
刑事ものドラマのロケでよく使われる
新宿中央公園だろうか。

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42階に出てみると、そこにあったのは、
テレビでよく見る国会の
衆議院本会議場などよりもはるかに立派で、
天井は一階ぶんしかないから低く感じるものの、
スペース的にたいへん広々とした会議場であった。
 
会議の出席者として、
 
東京都のお役人……8名
東京都議会議員……6名
地方自治体の長……2名(区長1名・市長1名)
関係行政庁のお役人……5名
専門家(学識経験者など)……14名
         うち都民公募2名
 
といった顔ぶれが、四角い長方形に座っている。
 
その四角の外側に、メディア関係者などの傍聴席がある。
 
傍聴席に座った私の目の前には、
ちょうど関係行政庁のお歴々が座っていた。
 
東京矯正管区第三部長
東京労働局職業安定部長
 
といった、いかめしい肩書きの名札の数々が、
机の上に立っている。
 
これではまるで、
犯罪者の更生を話し合うための会合のようにも見えなくもない。
 
 
 
 
 
 
一つ、妙なことに気づいた。
 
手元の資料では、
出席している東京地方検察庁刑事部は男性の名前なのに、
ちょうど私の真ん前、
その役職の名札が立ててある場所に座っている人は、
どうみてもオバサンなのである。
 
職業柄、あるいは職責のポジションからいって、
凶悪な刑事犯を何人も取り調べてきた、
強面で筋金入りのオジサンが連想されるのだが、
そこに座っているのは、
どの角度から眺めても中年のオバサンなのだ。
 
これはいったいどうしたことか。
刑事部長は、トランスジェンダーの人なのだろうか。
 
それとも、
 
「あの会議、ただ座っているだけでいいからさ、
オレの代わりにちょっと行ってきてよ」
 
と、強面の刑事部長が秘書か誰かを遣わしたのであろうか。
 
謎である。
 
そういえば、ほとんどの出席者は、
「ただ座っているだけ」
でもいいような会議でもあった。
 
なぜならば、あらかじめ
誰がどのような順序で発言するか、
すべて決められており、
それ以外の出席者は一言も発しないまま
会議は終了するからである。
 
発言するのは、出席者のうちごく一部である。
たしか都庁の人が3人ぐらいと、
都議会議員の面々だけ。
 
しかも発言者は、
用意してきた言葉を順番に読み上げるだけであり、
丁々発止の白熱した議論などは、まったくない。
 
これでは、いくら「公開」などといっても、
「会議」というよりは、
報告書を読まされているのと変わりがない。
 
テレビで国会中継を見ているほうが、まだ面白い。
 
 
 
 
 
 
 
 
昨年、KHJが全国規模で取ったアンケート調査によると、
年齢によるひきこもり当事者・経験者の分布は、
以下のようである。

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「2017全国ひきこもり実態調査」より
NPO法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会
 
中央値は、明らかに35歳より上にある。
 
「ひきこもりの高齢化」
「中高年のひきこもり」
 
といった話が、さかんに社会で語られているのは、
こういうわけだ。
 
しかし、このような話は、この会議では出てこない。
 
それはなぜか、と東京都の彼らに問えば、おそらく、
 
「これは『青少年問題』の専門部会であり、
『ひきこもり問題』のそれではないから」
 
という答えが返ってくるであろう。
 
それでは、「青少年問題」とは何か、と問えば、
会議中に使われた表現をもってすれば、
 
「ひきこもり、ニート(無業者)、非行などの
社会的自立に困難を有する若者に対する
相談支援における課題と対応」
 
ということになるだろう。
 
「若者の悩みによりそって…」
「若者がいきいきと輝ける社会…」
「自分らしい生き方を実現できる環境づくりを…」
 
などなど、使っている表現は美しいのだが、結局は、
 
「犯罪者予備軍である、働かない若者をどうするか」
 
ということを考える会議のように思えてくる。
 
また、今のところ東京都では、
行政として支援すべきひきこもりは、
34歳までとしているのである。
 
35歳以上は、対象外というわけだ。
 
 
 
 
 
 
 
先ほどの会議の出席者の中の「専門家」には、
ひきこもり当事者は一人も含まれていない。
 
私などはよく、
 
「当事者のことは、当事者がいちばんよく知っています。
専門家を招くくらいなら、当事者を招いてください」
 
などとあちこちで申し上げているのだが、
東京都庁42階の高層階には、
そうした認識はまだ浸透していないようである。
 
しかし、
 
「それでは、実際にひきこもり当事者の中から
誰かがこの中に委員として入る」
 
となると、それはそれで、
当事者界隈は大変な騒ぎになると思う。
 
なぜならば、
そこには私のいう「当事者性の魔窟」という問題が
あるからである。
 
当事者は、他の当事者たちを
容易に代表したり代弁したりできない。
 
たとえば、私はれっきとしたひきこもり当事者だが、
しょせん「私という当事者」のことしか語れない。
 
 
 
 
 
 
それでは、「私という当事者」は、
はたして東京都という行政主体に対して、
どのような要望を持っているだろうか。
 
「もっと中高年ひきこもりを支援してほしい」
 
と言えるだろうか。
 
そのように言えば、
ある種、サマになるし、
私ももっと当事者界隈で通りがよくなるのだろうが、
それによって、自分の発する言葉が、
自分のニーズから乖離していってしまう恐れがある。
 
なぜならば、たとえば私は、
もし就労支援が必要ならば、
それは「ひきこもり」という枠組みではなく、
ひきこもりでない中高年の失業者と同じ扱いで
職業訓練を受けることになるだろう。
 
すると、それは「ひきこもり問題」ではなくなる。
一般の失業問題の対象である。
 
そして、今の私は職業訓練など受ける気がない。
なぜならば、もう毎日じゅうぶん働いている気がするからである。
 
もし、このうえに必要な技量があれば、
そういう無駄な税金は行政に使わせずに、
まずは自分で学ぶことを考えてみたらよい。
 
それでは、就労支援の他には、どんな要望があるか。
 
何といっても、こういうことがある。
 
「これ以上、毎年の生活保護の支給額を減らさないでほしい」
 
近年は生活保護への締めつけが厳しくなっているので、
支給される金額がどんどん少なくなっている。
 
となると、これはれっきとした行政への要望である。
 
しかし、考えてみると、
これも「ひきこもり問題」ではなく、
一般福祉の問題である。
 
もっと他に行政に望むことはないか、
と考えてみると、
 
「とんでもない精神医療をなんとかしてほしい」
 
というものもある。
 
いま私が通っている阿坐部村という精神医療は、
組織ぐるみで私という患者にイジメをおこなっているわけだが、
この件について、保険相談所に相談しても、
地域包括医療センターに相談しても、
 
「それはひどいですねえ。
でも、それは治療関係の中のことなので
私たちには何もできません」
 
というばかりで、具体的に介入してきてくれない。
 
こういうことだから、
虐待的・搾取的な
金儲け主義の新興宗教まがいの精神療法が
野放しになっているのである。
 
ここにちゃんと行政として介入してほしい。
 
しかし、考えてみると、
これも「ひきこもり問題」ではなく、
一般の医療の問題である。
 
ゆえに、という中高年のひきこもり当事者が必要とする「ひきこもり支援」はないという結論になる。
 
そこで、
 
「お前自身が支援を必要としていなくても、
お前の周囲には
支援を必要としている中高年のひきこもりがいるかもしれない。
彼らのために要求してやれ」
 
と言われるかもしれない。
 
しかし、それは私の口から代弁できない。
先ほどの述べた、
「当事者は他の当事者を代弁・代表できない」
という「当事者性の魔窟」があるためである。
 
アドボカシー(権利擁護のための代弁活動)などという
カタカナ言葉を導入しても、
この点は変わらないように思う。
 
 
 
 
 
 
だが、だからといって
この東京都のえらい人たちの「青少年問題」に関する
形式ばった会議をそのまま認めておくと、
初めの方で述べたように、
いろいろ美しい言葉を使いながらも、
我々ひきこもりを「犯罪者予備軍」として見なす視点が
しだいに一般化していき、
ひいてはひきこもりを矯正し更生する、
ワントラップスクール(仮称)のような
権力側に近い暴力的支援団体の増長を許すことになりかねない。
 
それは、どこかで阻まなければならないだろう。
 
きっと行政としては、
 
「私たちは、ちゃんと然るべき方面へ、
ひきこもり対策費用を使った」
 
という言える状態を作りたいのではないか。
 
せっかく獲得した予算の、受取先を探しているのである。
 
いっぽう、支援団体は
いろいろ活動をしていることにして
しっかり補助金を下ろしてもらいたいことだろう。
 
なぜならば、それが団体の運営資金であり、
団体職員の収入にも化けるからである。
 
すると、補助金を下ろす側である行政としては、
下ろせばそれは自分たちの実績にもなるので、
 
「どうぞ、どうぞ、
補助金を持っていってください。
ここで余らせておくと、
私たちがとやかく言われちゃうからね」
 
ということになる。
 
そんなふうに行政と支援団体の間だけで、
お互いの立場と生活を支え合う関係が生まれ、
肝心なひきこもり当事者不在のまま、
内実のともなわない空虚な数字をならべた「支援実績」が
活動の表面に積み重ねられていく。
 
……こういう構図が進んでいくと、結局、
 
行政による「ひきこもり支援」で
支援されているのは、
支援者の生活だけ
 
という事態になるのである。
 
 
……。
……。
 
 
42階からの眺めもさることながら、
いろいろなことを考えさせられた半日であった。
 
 
 
 
 
  •   

     

    顔アイコン

    記事とは関係無いですが、斎藤先生は揉め事が起きた時は「黙らせれば勝ちだろ」と言っていました。アサーティブに出た直後にそれを聞いて、内容のギャップに驚きました。問題解決の考えの持ち主ではないなと思いました。 削除

    [ ー ]

    2018/7/27(金) 午後 6:52

    返信する
  •   

    2018/7/27(金) 午後 6:52内緒の方 コメントをどうもありがとうございます。

    それは塞翁先生が、治療者ではなく、単なる「勝ち」「負け」ばかりを気にするパワーゲーマーであるという本性があらわになった瞬間ですね。

    貴重なご証言、ありがとうございました。 削除

    チームぼそっと

    2018/7/28(土) 午前 8:57

    返信する
  •   

    顔アイコン

    第31期東京都青少年問題協議会を一回目からすべて傍聴している者です。この会議について間違った認識を持たれているようです。第一行目にひきこもりについてと書かれていますが、この会議はひきこもりだけでなく非行歴のある若者や高校を長期欠席していたり中途退学した若者など社会的自立に困難を有する若者を対象にしています。「犯罪者の更生を話し合うための会合」と見えるのも非行歴のある若者の再犯の防止もいっしょに話し合われているからです。ひきこもりを犯罪者予備軍とみなしているのではないので、ひきこもっている人の反感を煽るような書き方はよくないと思います。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/3(金) 午後 2:31

    返信する
  •   

    顔アイコン

    第31期東京都青少年問題協議会は児童健全育成部会と若者支援部会に分かれており、児童健全育成部会は自画撮り被害の防止対応策が審議され、若者支援部会では生きづらさを抱える若者の社会的自立に向けた支援が審議されていました。若者支援部会は8回開催され、専門家が講演をしたり委員が意見を出し合ったりし、都職員がそれらをまとめて意見具申(案)を作成しました。拡大専門部会では最終的に都議会議員から意見具申(案)について意見を聞く場なので、都議会議員はあらかじめ意見具申(案)を読んでいて用意してきた意見を順番に述べていたのです。形式ばった会議に見えたかもしれないけれど、若者支援部会はただ座っているだけの会議ではありませんでした。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/3(金) 午後 2:33

    返信する
  •   

    momotarousyotenさま 2件のコメントをどうもありがとうございます。

    第1回から傍聴なさっていた方なのですね。都職員ではなく、傍聴者の方ですか?
    いずれにせよ、私よりも、はるかにご存じの領域もおありなのでしょう。

    しかし私は、いたずらにひきこもり当事者たちの反感を煽るつもりはありません。私は一人の当事者として、個人的な感想を述べているだけです。

    東京都の青少年問題協議会が、保健福祉のためではなく、治安対策のために開かれている印象を私が受けたのは、かなり妥当性があるのではないでしょうか。「東京都青少年・治安対策本部」のツイッターのアカウントをご覧になったことがありますか。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/3(金) 午後 4:29

    返信する
  •   

    (上コメントからのつづき)

    また、そもそも「ひきこもり」「長期欠席していたり中途退学した若者(いわゆる不登校ですよね)」を、「非行歴のある若者」といっしょくたにして考えようとする部会のコンセプトは、おかしいのではないでしょうか。
    それだから「ひきこもりを犯罪者予備軍にしている」という見方が出てくるのです。


    「専門家が講演をしたり委員が意見を出し合ったりし、都職員がそれらをまとめて意見具申(案)を作成しました」
    と書いておられますが、肝心な私たち当事者が一人としてそこへ呼ばれ、意見陳述をおこなう場が設けられましたでしょうか。 削除

    チームぼそっと

    2018/8/3(金) 午後 4:30

    返信する
  •   

    顔アイコン

    「東京都青少年・治安対策本部」のツイッターを読んでみましたが、ひきこもりを「犯罪者予備軍」とみなしているようなツイートはみられません。ひきこもりを治安対策として扱っているようなツイートがあれば教えてください。「治安対策」という言葉に引っかかっているようですが、児童健全育成部会で問題にされていた自画撮り被害の防止は治安対策ですし、第30期で話し合われたJKビジネスも青少年のための治安対策ということになります。青少年が被害にあわないための治安対策です。
    私自身傍聴をしていてひきこもりと非行歴のある若者をいっしょにして話し合うことに違和感がありました。東京都は社会的自立の困難な若者の問題として相談窓口を若ナビα一つにしているからだろうと思っています。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/4(土) 午後 2:36

    返信する
  •   

    顔アイコン

    ひきこもり当事者が呼ばれて意見を述べていないということについては、委員の中に直接当事者とかかわって支援をしている人がいたり、資料としてメルクマールせたがやの事業報告書が出され、活動実績、支援効果、事例報告、本人の声や親の声を知ることができます。
    「当事者は、他の当事者たちを容易に代表したり代弁したりできない」と池井戸さんが言っているとおり、ひきこもっている人はそれぞれ家庭環境も親との関係もひきこもりの原因や期間もひとりひとり違うはずです。ひとりひとりが相談窓口で自分の悩んでいること、困っていることを相談して自分に合った支援につながればいいのではないかと思います。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/4(土) 午後 2:38

    返信する
  •   

    momotarousyotenさま 2件のご返信をどうもありがとうございます。

    私が申し上げたかったのは、この部会を主催する「東京都青少年・治安対策本部」が発信している具体的なツイートではなく、その姿勢を象徴していると思われるツイッター・アカウントのプロフィール画像です。警察かどこかの画像を借りてきたのか、「防犯パトロール」「犯罪を見逃さない」と歌舞伎面がにらみを効かせるデザインになっております。これでは、ひきこもりたちが「自分たちを犯罪者予備軍と見なしている」と感じるのも無理はないのではないでしょうか。

    私がひきこもり当事者たちを煽っている、との仰せでしたが、そうではなく、そういう感覚がひきこもり当事者たちの間に前から存在し、本部会を傍聴することによって、私がその感覚が生まれる必然性を確かめた、ということです。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/4(土) 午後 4:28

    返信する
  •   

    (上コメントからのつづき)

    代弁という行為については、たしかに当事者間においても一つの難しさがあります。しかし、「当事者は、他の当事者を代弁できない」とは、かなり高い倫理に基づいた言説であることを、まずはご理解いただきたく思います。その言説をもって、「だから支援者や専門家が当事者を代弁してやるのだ」と正当化することはできません。

    私は最後の2回しか傍聴できませんでしたが、他の回を傍聴した方たちは、本部会における支援者・専門家による「代弁」をあちこちで問題にされています。

    たとえば精神科医斎藤環さんは「当事者を『代弁』すると言っても、当事者の声を一度も聞いていないのでは、机上の空論という批判は免れない」と発信しておられるようです。

    また、小池都知事宛てに個人で要望書を提出したひきこもり経験者の方は、「支援者による、被支援者が望みもしない『代弁』」「誘導を含む、誤った『代弁』」「支援者が十分な理解のもとに寄り添うことなく、憶測による『代弁』をしてしまう」と発信しておられます。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/4(土) 午後 4:30

    返信する
  •   

    (上コメントからのつづき)

    もし支援者・専門家によって自分たちに都合の良い「代弁」が行われるくらいなら、僅少の完全性が損なわれようとも、同じ立場である当事者による代弁の方が好ましいことはいうまでもありません。
    また何と言っても、当事者は自分のことならば「代弁」という間接性をいささかも帯びることなく、議場の皆さんへ直接、声や思いを届けられるはずです。

    ひきこもり支援の対象が34歳以下である東京都においては、その年齢を超えたひきこもり当事者の都民であるために、私自身は相談窓口である若ナビαは利用したことがありませんが、そのサイトを閲覧してみるに、「相談事例」として9つの事例が紹介されており、それらはいずれも仕事に関するものです。これは、「就労がひきこもり問題の解決である」との認識で稼働している機関であることをうかがわせます。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/4(土) 午後 4:33

    返信する
  •   

    (上コメントからのつづき)

    それは、私が知る約100名近いひきこもり当事者仲間たちの認識から、かなり乖離していると言わざるを得ません。つまり、「ひきこもりとは何か」という基本がわかっていない機関である、という印象があります。

    やはり、このような部会が行われる以上は、直接ひきこもり当事者たちを会議場に呼んで意見陳述させた方が、開催者・出席者たちの自己満足には終わらない、より実効性のある具申(案)ができあがったのではないでしょうか。 削除

    チームぼそっと

    2018/8/4(土) 午後 4:33

    返信する
  •   

    momotarousyotenさま 先ほど私の方へ入ってきた、確かな情報筋からの情報によりますと、7月31日の総会では、「今日は質問しないでください」と運営側から出席委員に箝口令が敷かれていたそうです。

    こういう事実などから、やはりあの部会は、「そういう会議を開催した」という形式を整えることが目的であって、ほんとうに問題を突っこんで議論するつもりはなかったのではないか、と考えられるわけでありますが、いかがでしょうか。 削除

    チームぼそっと

    2018/8/4(土) 午後 9:07

    返信する
  •   

    顔アイコン

    やはり勘違いされているのではないでしょうか。前にも書きましたが、この会議はひきこもり問題を考える場ではないということです。第2回拡大専門部会を傍聴されたのなら配布された資料をお持ちでしょう。タイトルに何と書いてあるか見てください。「生きづらさを抱える若者の社会的自立に向けた支援について」です。自立の支援です。さらに本文を読めばわかると思いますが、具体的な支援の内容は書かれていなくて支援体制について書かれています。資料2の34ページにはその図が載っています。左側に総合相談窓口の若ナビαがあり、そこから教育、福祉、保健・医療、矯正・更生保護、雇用等の支援機関につなぐようになっていて、その右側に就労・修学となっています。
    就労がひきこもり問題の解決ではないと言う人もいます。あなたの知っている100名ほどのひきこもり当事者は働きたくないと思っているかもしれませんが、私の会ったひきこもりの人の中には働きたいと思っている人や実際に働いている人もいました。働きたいと思っている人には有効だろうと思います。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/6(月) 午後 8:27

    返信する
  •   

    顔アイコン

    犯罪者予備軍とみなしている理由がツイッターアカウントのプロフィール画像がにらんでいる画像だというのはあきれました。確かに画像はにらんだ顔です。にらんでいるからひきこもりの人を犯罪者予備軍とみなしているということにどうしてなってしまうのか、飛躍しています。このにらんでいる画像をひきこもり以外の人が見て、自分を犯罪者予備軍だとみなしていると思う人はいないでしょう。犯罪者予備軍とみなされているのではないかと思う理由はひきこもっていることに後ろめたさを持っているからではないのですか。
    資料2の18ページには「サポーター意識を持って若者を見守ることは、社会全体の役割であることを強力なメッセージとして継続的に発信することが何よりも重要である」と書かれています。ひきこもりや非行歴のある若者に対してまわりの理解を深めるよう発信しようとしています。犯罪者予備軍とみなしているというのはひきこもり当事者の思い込みでしょう。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/6(月) 午後 8:30

    返信する
  •   

    顔アイコン

    あなたは第2回拡大専門部会と第2回総会を傍聴されたそうですが、資料2の35ページから36ページを見てください。審議経過が載っています。主要な審議をしていたのは第1回から第8回の若者支援部会です。私は児童健全育成部会も傍聴しているので審議の流れは知っています。拡大専門部会は参加した都議会議員が順番に持論をアピールし、総会は都知事に意見具申を手渡して知事が挨拶するだけの形式的なものです。この2回を傍聴されて形式的だったという感想を持つのは当たり前です。ただその2回だけを傍聴してこの会議全体を形式的なものだというのは乱暴な意見です。若者支援部会で委員たちがどのような意見を出し合っていたのかは東京都が議事録を公開しているのでネットで見ましょう。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/6(月) 午後 8:33

    返信する
  •   

    momotarousyotenさま 3件のリコメントをありがとうございます。

    やはり勘違いをされているのではないでしょうか。この会議は東京都のひきこもり支援の方針を、若者支援の一環として話し合う場であったということです。全回傍聴されたのなら配布された資料をお持ちでしょう。資料2の第1章の2.「若者の支援に関する現在の主な取組」のうちP.7の(2)に何と書いてあるか見てください。「ひきこもり等の若者への支援」とあります。本部会の名称は「青少年問題協議会」ですが、対象層である「生きづらさを抱える若者」の大きな部分として「ひきこもり」を想定しているわけです。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/7(火) 午後 0:36

    返信する
  •   

    (上コメントからのつづき)

    どのような支援でも、支援の対象にある者がどのような状況にあるのかを把握することが支援開始の前提となるため、この場合はまず「ひきこもり問題とは何か」を把握しなければなりません。それがわからずに支援に乗り出してしまっては、予算を使って行政と支援者が自己満足を得るだけの空虚なものになってしまいます。なのに、あなたが「この会議はひきこもり問題を考える場ではないということです。」と断言しておられるのにはあきれました。会議さえ無事に終わればよいのでしょうか。

    本部会でさかんに若者が目指すべき方向性として謳われる「社会的自立」とは、なかなかに抽象的な概念であり、具体的にはそこに多くの選択肢が含まれます。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/7(火) 午後 0:38

    返信する
  •   

    (上コメントからのつづき)

    しかし、私が上記8/4(土) 午後 4:33のリコメントで挙げたように、該当機関である「若ナビα」のサイトなどを拝見すると、それが「就労」に限定されている感があります。こうしたひきこもり問題の把握、支援の方向性、制度設計といった一連の流れが、私の知る約100名のひきこもり当事者たちの支援ニーズに適合しているとは思えません。そのため、もっと本部会では、ひきこもり当事者にも意見陳述させるなど、もっと実態を把握する努力をしてから議論するべきであった、と私は申し上げている次第です。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/7(火) 午後 0:41

    返信する
  •   

    (上コメントからのつづき)

    また、あなたはこう書いておられます。

    「あなたの知っている100名ほどのひきこもり当事者は働きたくないと思っているかもしれませんが、私の会ったひきこもりの人の中には働きたいと思っている人や実際に働いている人もいました。」

    それは、いるでしょう。しかしこれを裏返せば、就労を目的とする支援をおこなっている支援者が本部会の中で当事者の代弁をしてきたことの「不当性」、とまでは言わないまでも、そのことによっては至らない点があったということを、あなたは自らの言葉によって露呈しておられるのではないでしょうか。すなわち、就労を目的としない支援を求める当事者の声は、就労を目的とする支援者・専門家などの代弁では本部会に届けられないからです。少なくとも、あなたがおっしゃっていることは、支援者による当事者の代弁を正当化するものではないと思います。

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    チームぼそっと

    2018/8/7(火) 午後 0:42

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    (上コメントからのつづき)

    また、私は「東京都がひきこもりを犯罪者予備軍と見なしている」とは申しておりません。それは本記事をお読みになればわかることですが、私がそのように言っているかのように、あなたがこの一連の議論の流れで持っていっているだけです。私が申し上げているのは、本部会の出席者の選び方など見ていると、東京都がひきこもりの問題を社会福祉よりは治安対策として考えているように思われ、東京都青少年治安対策本部のツイッターのアカウントからひきこもりの若者たちが犯罪者予備軍と見なされたような感覚をいだくのはじゅうぶん妥当性があり理解できる、ということです。


    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/7(火) 午後 0:43

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    (上コメントからのつづき)

    本部会を全回、傍聴なさっているということは、あなたご自身、かなり青少年問題や児童育成問題に関わっている方なのでしょう。教育社会学の先生かもしれませんね。そうであればなおさら、青少年の感性を理解する姿勢と想像力をお持ちいただきたいものです。あなたご自身は上記に「私自身傍聴をしていてひきこもりと非行歴のある若者をいっしょにして話し合うことに違和感がありました。」と書いておられますが。そのような違和感が、ひきこもりのような、社会恐怖の傾向があるかもしれない、責められて責められて育ってきていささか過敏になっているような青少年の当事者本人の中ではどのように増幅されるか、といった想像力をお持ちいただきたいものです。

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    チームぼそっと

    2018/8/7(火) 午後 0:44

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    (上コメントからのつづき)

    「犯罪者予備軍とみなされているのではないかと思う理由はひきこもっていることに後ろめたさを持っているからではないのですか。」とあなたは書いておられますが、そのとおりですよ。その「後ろめたさ」を含めてひきこもっている青少年の心理なのです。それを追及してどうするのですか。そうした青少年の心理に想像を及ばせ寄り添おうとするのでなく、逆に追及して制圧しようとする、そんな敵対的な姿勢をひきこもりに対して持っていること自体、本部会で語られているひきこもり対策が「福祉」でなく「治安」であることを想わせるのです。若者を「育てる」のではなく「抑える」ものである、と。

    「犯罪者予備軍とみなしているというのはひきこもり当事者の思い込みでしょう。」などと書いておられますが、そういう思い込みを当事者に起こさせないように図るのが、ほんらい行政によるひきこもり支援の在り方ではないでしょうか。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/7(火) 午後 0:45

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    (上コメントからのつづき)

    確かに私は2回しか傍聴していませんが、最後の総会の日に、出席委員たちに「本日は質問をしないように」と事前に箝口令が敷かれていたというのは、この会議の性格が垣間見られる一景です。傍聴されていたならおわかりだと思いますが、総会は1時間が予定されていたにもかかわらず、半分近く、たった35分で終了となりました。あと25分も時間の余裕はあったのです。そして、発言したい委員もいました。これでは、議事運営の側が「内実よりも形式重視」と考えていた、と見られても仕方ないのではないでしょうか。

    また本部会において、若者の総合相談窓口としてさかんに強調された機関「若ナビα」ですが、ある人が総会の後に、その実際の稼働状況を知りたくて、相談件数、苦情内容、相談による効果などの実績を情報開示請求したところ、あろうことか、すべて「存在せず」との答えが返ってきたそうです。すなわち、どういう活動をどのくらいやっているのか、都民が詳しく知ろうと思っても手段がない機関です。実態が知れない、まるでブラックボックスのような機関に、本部会は若者の相談窓口を集約させようとしたわけです。 削除

    チームぼそっと

    2018/8/7(火) 午後 0:48

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    顔アイコン

    あなたは、東京都がひきこもりを犯罪者予備軍と見なしているとは申しておりません、と書かれていますが、ではあなた自身がひきこもりを犯罪者予備軍と見なしているのでしょうか。私はあなたのブログを読んで、ブログの本文の中に
    「犯罪者予備軍である、働かない若者をどうするか」ということを考える会議のように思えてくる。」
    「我々ひきこもりを『犯罪者予備軍』としてみなす視点がしだいに一般化していき、」
    という表現を見て、最初のコメントで犯罪者予備軍と言うのはよくないと言っているのです。あなたはなぜ「犯罪者予備軍」という言葉を使うのでしょうか。何の根拠もなくあなたの印象だけでそのような言葉を発信することはひきこもっている人を不安にさせるだけです。犯罪者予備軍とみなしているいう思い込みを当事者に起こさせないように図るのが、ほんらいの行政によるひきこもり支援の在り方ではないでしょうか、とあなたは書いていますが、ブログのこの表現を見れば思い込みを起こさせるように広めているのはあなたでしょう。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/10(金) 午前 0:51

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    顔アイコン

    就労を目的とした支援はあなたの知り合いの約100名のニーズに適合していないということですが、就労を目的としない支援とはどういうものでしょうか。安心してひきこもっていられるような支援をしてほしいと言う人もいるでしょう。会議の中である委員が、ひきこもりの長期化は家庭内が安定した状態で相談のタイミングを逸したからで、親の相談意欲が高かった家庭は早期支援につながった、と発言しています。つまり東京都には安心してひきこもりを続けさせる支援はありえないということです。それは自立の支援ではないからです。東京都にとってはひきこもりを続けさせないことが解決なのです。早期に対応してひきこもりの長期化を未然に防ごうとしているからです。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/10(金) 午前 0:54

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    顔アイコン

    あなたはひきこもり当事者に意見陳述させるべきだと言いますが、ひきこもり当事者とはどんな人ですか。自分の部屋から出られない人、あるいは部屋から出るけれど家からは出られない人、あるいは近くのコンビニくらいなら出かけられる人、そういう人が会議の場に出られると思っているのですか。大勢の人に注目される所に出られると思っているのですか。
    あなたはひきこもりについてこう書いています。「ひきこもりのような、社会恐怖の傾向があるかもしれない、責められて責められて育ってきていささか過敏になっているような青少年の当事者本人」と。あなたこそ想像力を持っていただきたい。
    あなたは私がひきこもりを追求して制圧しようとする、ひきこもりに対して敵対的な姿勢を持っていると決めつけていますが、私はひきこもりには親和的です。あなたはなぜすぐに決めつけようとするのでしょうか。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/10(金) 午前 0:57

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    総会で意見を述べることを禁じられていたということですが、私は前回の総会を傍聴して儀式だったので今回の総会には残念ながら行っていません。もし行っていれば白いスーツの女性が誰かわかったでしょう。渡辺真由子という委員がツイッターでツイートしているのでこの人ではないかと思います。でもこの人は児童健全育成部会の委員で若者支援部会には一度も出席していません。質問も自画撮り被害についてだと思います。質問したければ終わってから担当の職員に直接質問できたはずなのにどうしてしなかったのか。総会で意見を述べても意見具申が出来上がった後ではどこにも反映されないでしょう。
    委員が部会で述べた意見は東京都が議事録を公開しているのでネットで見ましょう。 削除

    momotarousyoten ]

    2018/8/10(金) 午前 1:24

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    momotarousyotenさま 4件のコメントをどうもありがとうございます。

    なにやら執拗に事実関係を歪曲しようとしてされているようにお見受けいたしますが、そもそもひきこもりを「犯罪者予備軍」とする語法は、何年も前から一般的な日本語として存在するものです。たとえば2016年5月に、ジャーナリストの池上正樹さん、精神科医斎藤環さん、評論家の荻上チキさんが誌上討論会を行ない、そこですでに「ひきこもりは犯罪者予備軍…」という表現が使われています。
    https://synodos.jp/society/17181/2

    もっと遡れば、2013年の記事にも確認されます。
    https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0201/jc_130201_2041415295.html


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    チームぼそっと

    2018/8/10(金) 午前 9:07

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    (上コメントからのつづき)

    このように、以前から存在する表現について「そのようにとらえられるのも、これではわからないことはない」と私が本部会を傍聴して言っている言葉を取り上げて、あたかも私が「犯罪者予備軍」という言葉を新たに作り出し、それをひきこもりと結びつけ、ひきこもり当事者たちを不安に陥れようとしている、などという虚偽の事実を作り出そうとするあなたの執念も相当なものがあります。

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    チームぼそっと

    2018/8/10(金) 午前 9:08

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    (上コメントからのつづき)

    「就労を目的としない支援とはどういうものでしょうか。」と書いておられますが、まさにその具合案を話し合うために諸方面から意見を集約することが、このような部会にほんらい求められている作業だったのだと思います。

    「就労を目的としない支援」は「社会的自立」と相反する概念などではありません。ひきこもり当事者たちの会議やイベントや出版物では、すでにそうした議論が盛んにおこなわれています。あなたも「ひきこもりに親和的」を自認なさり、本部会の傍聴を全回なさるほどの青少年問題の専門家でいらっしゃるなら、そのような当事者たちの声に耳を傾け、その方面に関して、恐れながらもう少しお勉強されてはいかがでしょうか。

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/10(金) 午前 9:10

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    (上コメントからのつづき)

    残念ながら、今のあなたは、ひきこもりというものがほとんどおわかりでない、ということが私にわかりました。それは、あなたの次のような言葉からです。


    「あなたはひきこもり当事者に意見陳述させるべきだと言いますが、ひきこもり当事者とはどんな人ですか。自分の部屋から出られない人、あるいは部屋から出るけれど家からは出られない人、あるいは近くのコンビニくらいなら出かけられる人、そういう人が会議の場に出られると思っているのですか。大勢の人に注目される所に出られると思っているのですか。」


    これは要するに、ひきこもりの実態がまだほとんど知られていなかった'00年代に流布していた、偏ったひきこもりのイメージですね。ひきこもりとはそういう人たちばかりである、とあなたは決めつけておられるのです。「あなたはなぜすぐに決めつけようとするのでしょうか。」

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/10(金) 午前 9:11

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    (上コメントからのつづき)

    しかし、あれから十年以上が経ち、ひきこもりの実態がわかってくるにつれ、そんなものは過去のメディアが偏造し、一部の支援者たちがこぞって再生産してきたひきこもり像であるということがわかってきて、今では官製ひきこもりの定義を作った厚生労働省さえも再調査を企画していると聞きます。


    「(ひきこもりは)大勢の人に注目される所に出られると思っているのですか。」

    思っていますとも。当たり前です。
    一般の人でも、大勢の前に出られる人と出られない人がいるように、ひきこもりにもいろいろな人がいますが、そういう所に出られるひきこもり当事者を私はたくさん知っています。私自身もその一人です。「ふだん部屋から出てこないのだから、大勢の前に出られないだろう」などと決めつけるのはまったく不当です。「あなたはなぜすぐに決めつけようとするのでしょうか。」

    (下コメントへつづく) 削除

    チームぼそっと

    2018/8/10(金) 午前 9:12

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    (上コメントからのつづき)

    げんに総会の前日7月30日に、三人のひきこもり当事者・経験者が意見書を小池都知事に提出しにいき、坪原課長に手渡したそうです。あなたの持つひきこもりのイメージでは、ありえないことですよね。

    「あなたこそ想像力を持っていただきたい。」とおっしゃっていますが、想像力に頼るまでもなく、私はそういう当事者たちを実際にたくさん知っている、ということです。

    また、しきりに議事録の参照を勧めておられますが、私は本部会において出席者がおこなった具体的な発言を批判しているわけではないのです。本部会の運営が疑問である、と申し上げているだけです。 削除

    チームぼそっと

    2018/8/10(金) 午前 9:13

 
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