VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

やっぱり今日もひきこもる私(284)「ひ老会」リアル再開催を前に東京のコロナ感染者急増

by ぼそっと池井多

 

東京都の新型コロナ感染者数が、今週は大幅に増え、昨日は284人を記録し、過去最高となった。

新宿シアターモリエールでの劇場感染が大きな騒ぎとなっているらしい。

 

これはイベント開催者にとって、まことに頭の痛い事件である。

ひきこもり関係のイベントは、屋外で開催するわけにいかず、どうしても屋内開催となる。

 

それにどうしても参加者の皆さんは「話したい」ものである。

「参加者の方は会話を少なめに」

などと言っていると、開催した意味がなくなる。

 

 

チームぼそっとで開催している中高年ひきこもりのための当事者会「ひ老会」は、緊急事態宣言が出ている5月中に2回、オンラインで開催させていただいた。

 

宣言が解除になり、いくつかの制約を守ればリアルで開催できることになったので、6月20日に第8回「ひきこもり親子 公開対論」をリアルで開催させていただいた。

それで、コロナ下での開催の要領が少しつかめたものである。

それに続いて「ひ老会」も、明後日7月19日には再びリアルで開催しようと準備を進めてきた。

 

ところが、ここに至って感染者急増である。

なぜか「東京アラート」という語はもう聞かないが、「東京都の警戒レベルを最大に引き上げた」とのこと。

同じようなものだろう。

 

それを聞いて、

「体調に自信がないから」

「外出するのがこわくなったから」

などの理由で、参加申し込み者の中からキャンセルのお申し出が来ている。

当然だと思う。

そういう方はぜったい無理せず、休んでいただきたい。

 

よほど、開催の形式を急遽ふたたびオンラインに切り替えようかとも考えた。

しかし、そうするとインターネット環境を持っていない、いわゆる貧困層の当事者をまた切り捨てなくてはならない。

それでは、会の本来の役割を果たさない。

 

それに、今回は「リアルで開催されるのなら」ということで、初めて参加される方もいる。

そういう方々の期待を裏切るわけにもいかない。

 

そこで考えたのだが、

新宿の小劇場などとちがって、公共施設は換気しながら開催できるというのが強みである。

それに、定員120名ほどのところに15名ぐらいしか入れないことによって、座席の間隔はふんだんに取れる。

一時期手に入らなかったアルコール消毒なども、今は手に入る。

マイクを回すときには、それで消毒しながらおこなう。

参加者はマスク着用。

体調が悪い方は、お休みいただく。

会場で茶菓子を食することはしない。

……このように万全を尽くせば、開催できるのではと思う。

 

いわゆる「ガイドライン」が絶対的に正しいものかどうかわからないが、それを守りながら、明後日はいちおうリアルで開催することにしている。

しかし、明後日までに事態が急変して、またひっくり返るかもしれない。

まさに、そういう不確実な時代となったのだ。やれやれ。

 

 

 

 

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