by ぼそっと池井多
拙著『世界のひきこもり』を刊行してくれた寿郎社もその筆頭に入るだろうが、北海道には独自の言論界のようなものが存在する。
その牽引役を果たしているのが日刊紙『北海道新聞』と月刊誌『北方ジャーナル』ではないだろうか。
この二つのメディアはひきこもりの話題にも熱心であり、昨年10月の私の札幌講演を大きく取り上げてくださった。
こちらは昨年11月17日の北海道新聞の朝刊である。
著作権の関係から、一部にボカシを入れさせていただいた。
また、掲載日から2ヵ月遅れで本ブログで公開しているのも意図的である。
やはり新聞や雑誌はネタが新鮮なのが売りだと思うので、バックナンバーと呼べるほどの代物に「熟成」する前に公開してしまうと、著作権を侵害してしまうことになる、と考えるからである。
それにしても、私の拙い講演を、よくぞ朝刊を2面も使ってデカデカと詳しく取り上げてくださったものである。
記者は末角仁さん。感謝する。
それだけ北海道では、多くのご家庭がひきこもりについて考えておられるということだろう。
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