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やっぱり今日もひきこもる私(368)明後日、第10回「ひきこもり親子公開対論」横浜篇オンライン開催 ~ひきこもりとゲーム依存~

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Photo by Unsplash

by ぼそっと池井多

 

3月20日に「やっぱり今日もひきこもる私(360)」でもお知らせしたように、4月17日に第10回「ひきこもり親子公開対論」横浜篇をオンライン開催させていただく。

 

地球上どこからでも、インターネット環境があるかぎり参加していただけるオンライン開催なので、「横浜篇」と地名を打ち出すのはあまり意味がないのだが、やはり今回の主催である横浜ばらの会さんに敬意を表して、明記させていただく。

 

ひきこもりといっても、その実態はじつに多様であるため、「ひきこもり親子公開対論」ではテーマを設けることが多い。

そして今回は、

 

ひきこもりゲーム依存

 

というテーマを設定させていただいている。

だからといって、ひきこもりとゲーム依存の話しかできないというわけではない。

あくまでも軸足はそこに置く、ということにすぎない。

 

息子さんがゲーム依存でひきこもりになったお母さまが親の立場から、それから自身がゲーム依存でひきこもっていた当事者が子の立場からそれぞれ登壇し、双方の言い分を語っていただく。

 

ゲーム依存といえば、「WHOが国際的に病気として認定した」ということで有名になっているようだが、この点について少し補足させていただく。

たしかにWHO(世界保健機構)は、国際疾病分類の最新版「ICD-11」で Gaming Disorder という診断名(病名)を採用した。

ICD-11は来年、2022年から日本の医療現場で有効になるはずである。

 

Gaming Disorder は日本語で「ゲーム障害」(厚生労働省)あるいは「ゲーム症」と訳されている。

この通称が「ゲーム依存症」ということになる。

ウィキペディアなどでは、一部 Gaming Disorder が「ゲーム依存」であるかのように書かれている箇所があるが、正確にいえばこれはまちがっている。

ようするに、「ゲーム依存」と「ゲーム依存症」のちがいがそこにあるのだ。

 

ゲーム依存 (Gaming Dependence)」とは、読んで字のごとくゲームに依存している状態であり、ゲーム好きな人の多くがときどきなるものである。病気ではない

ゲーム依存症 (Gaming Addiction)」は、ゲーム依存が高じて病気になったものであり、ゲームをやるために日常生活を犠牲にするような状態が12ヵ月以上つづく場合に診断される。

 

それで、今回扱うのは上の「ゲーム依存」である。

私自身、精神科の一患者にすぎないし、ゲーム依存症という精神疾患を病理的にあつかうことなどできない。

 

しかし、そうはいうものの、「ゲーム依存症」と「ゲーム依存」の境目にそんなに神経質になることもまた、現実的に意味がないように思う。

それはちょうど、ひきこもりの定義にこだわるあまり、ひきこもっている状態が3ヵ月に1日足りないからひきこもりではない、などと考えることにあまり意味がないのと同じである。

ゲームをやりたいから日常生活がおろそかになっているが、それはまだ11ヵ月しか続いていないから自分はゲーム依存症ではない、などという思考とは別の次元での話となるだろう。

すなわち、なぜ人はひきこもってゲームばかりしてしまうのか。

そして、そのことを親はどう考え、子はどう思っているのか。

そういう話になることが予想される。

 

向かう先が「依存」であろうと「依存症」であろうと、それらへ向けて駆り立てられる原因には共通しているものがある。

そして、それはたとえ嗜癖する行動のかたちが「ゲーム」でなくても、そうである。

たとえば、私なども陥っている「インターネット依存」なども入るだろう。

私自身、親と子、双方のお立場のゲーム問題当事者から、ひきこもりとゲーム依存のお話をうかがえるのを楽しみにしている。

なお、ゲームに依存した子ども当事者の立場からは、ひきポスのレギュラー・ライターとして1000文字小説などを幅広く手がけ、2019年度ひきこもり文学大賞入賞の「僕は産まれてから堕ろされた」の作者である喜久井ヤシンさんが登場する。

 

明日まで受け付けているようなので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

 

第10回  ひきこもり親子 公開対論

横浜篇

特集「ひきこもりとゲーム依存

 

4月17日(土)

開始:初めての方 13:10~(接続確認)

   二回目以降の方 13:20

終了:16:00 (予定)

 

◆ オンライン開催

開催前日にZoom 招待メールを、お申込み時にいただいた参加アドレスにお送りします。

◆  事前申込み制当日参加はできません

 

申込み先:横浜ばらの会 

yokohama.bara@gmail.com 

090-5993-6340(大竹)

申込み時には以下のことをお知らせください。

① お名前 

② お立場(親・当事者・経験者・支援者など、あるいは所属家族会名)

③ お住まい(市区町村まで) 

④ 連絡先電話番号

⑤ Zoom参加アドレス

 

参加費: 1家族につき(何人でも)1500円 当事者無料

(お申込み時に振込口座をお知らせします。)

主催:横浜ばらの会 共催:VOSOT

 

ご注意

・ 申し込み名と、当日のZoom入室名が一致しないと、入室の許可はできません。

・ Zoom招待URLの拡散を禁止します。

・ 初めて参加の方は、開始前に接続確認をしますので、13:10までに必ず入室しご対応下さい。

・ 活発な議論は大歓迎ですが、あまりに態度が無茶苦茶な方は、スタッフの判断により退場していただく場合があります。

 

 

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◆ 横浜ばらの会

yokohama-bara.com

 

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