VOSOT ぼそっとプロジェクト

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治療者と患者(347)治療の失敗を「成功」と強弁する精神科医、齊藤學

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Photo by Elti Meshau (Albania)

by ぼそっと池井多

 

先日「治療者と患者(346)」では、今もまだ麻布村の信者をやっている女性から、以下のような攻撃コメントが入ったことをお伝えした。

 

 

ハンドルネームを顔文字にしている、通称「顔文字女」である。

 

。o@(・_・)@o。:

池井多さん、いまだに斎藤先生が大好きで、

斎藤先生のことで頭がいっぱいなんですね。

 

斎藤先生への憎しみが池井多さんの生きるエネルギー、

活動するエネルギーになってるので、

斎藤先生治療成功してますよ。

引用者編集

 

精神科医、齊藤學(さいとう・さとる)が患者たちから治療費を取って行なっていることは、はたして治療なのか、という根本的な問題がある。

すなわち、もし「治療」ならば、あれは医療行為ということになるからだ。

そこから派生する問題はひじょうに多い。

しかし、そこに触れ始めるとキリがなくなり話が漂流してしまうので、今回はそこはあえて触れないでおく。

 

今、もしかりに齊藤學のやっていることが「治療」だとすれば、彼が、患者であった私にやったこと、すなわち

「自分の理論を守るために、都合の悪いことを言い始めた無実の患者に冤罪を着せて追放する」

という行為は、治療の失敗以外の何物でもありえない。

そんな明白な「失敗」を、「成功」と強弁するこの信者の書き込みに、さまざまな声が湧きおこった。引用者編集あり。

 

医療カルトをぶっ壊す!

ぼそっとさん、こんにちは。

現信者の思考を読んで、頭痛くなってきました。

 

私が望んでいるのは、齊藤学の医療界からの追放です。

ぼそっとさんへのメッセージで現信者は屁理屈をこねくり回して

「治療に成功した」

とほざいていましたが、齊藤学によって自死や不審死に追い込まれた多数の患者に同じことが言えるでしょうか?

 

何度でも言います。

医師は患者を治療するのが仕事です。

自死や不審死は、医療ミスです。

医療ミスが多発している病院やクリニックで治療したいとは、通常の人であれば思わないでしょう。

現信者の信者さん、あなたは簡単に言うと外科手術中に身体の中にハサミを置き忘れるようなダメ医師のもとで、治療?を受けているのです。 マインドコントロールで患者を信者にして、支配するのは治療ではありません。

 

(……後略……)

 

 

 

さらに出てきたのは、この顔文字女が言っていることは、じつは齊藤學自身が言っていることであったという証言である。

 

no name

この記事に出て来る顔文字の書き込みをされている方のコメントは、私にはどうしても、本人の考え100%で書いているものとは思えません。

というのは、私がこの病院に通っている間、齊藤先生の講義でホワイトボードに

「池井多さんという人はどんな人か?」

という分析を描きながら先生が皆に教えていたからです。

 

(この顔文字女は、)そこで教えられた内容をそっくりそのまま、ここへ発言しに来られているだけの様にしか思えないのです。

 

先生はそういう時、自分が今までやってきた活動の苦労、大変な患者さん達の背景を涙ながらに語るので、事実を元に大変心揺さぶられる事がありました。


敵を作れば集団は分断し、一致団結し易いのですよ。

トラウマを知り尽くし、的確に傷を付け、葛藤を生じさせ、単純な二極化の答えを与える。

答えを自ら選ばせているかのようにさせるのです。

 

どうせ、そんなことではないかと思っていた。

 

この顔文字女が言う前に、齊藤學自身が、私という患者のいないところで、私という患者について語り、しかも

「治療に成功した」

などと吹聴していた、というのである。

 

まず、患者本人がいないところで、本人の諒承を得ずにその名前を出し、症例や治療経過について、他の患者たちに語っているという事実がすでに、

 

個人情報保護法違反

 

であり、

医療従事者として倫理規定違反

 

である。

 

じつは、こうした被害にあっているのは私だけではない。

麻布村では、このようにして本人の諒承を得ずに、齊藤學に個人情報をアウティングされている患者が後を絶たない。

この手の犯罪を、齊藤學は日常的に犯しており、麻布村ではそれが当たり前になっているのである。

ところが、麻布村の信者は齊藤學に文句をいうと、

「治療関係を断ち切るぞ」

などと脅迫され、断ち切られると自分は生きていけなくなると妄信しているから、誰ひとり被害を訴えない。

 

齊藤學は、私本人がいないところで、ごていねいにホワイトボードに図まで描いて、私の分析を解説していたという。

図など、適当にアドリブでいくらでも描ける。

自分の分析を語ってほしい患者たちがその場にたくさん集まっているというのに、目の前にいる患者たちはそっちのけで、その場にいなくなった患者、私のために少なからぬ時間を割いて解説していたわけである。

これは、私という患者が、齊藤學はよっぽど気にかかっていることに他ならない。

洗脳されている他の患者たちがけっして言わない、齊藤學にとっての痛い真実を、私が語っているからだろう。

 

それにしても、このように一人の患者の精神構造がどのようにも語れてしまうところに、彼の分析の科学性のなさが露わになっている。

つまり、齊藤學のような精神科医にかかると、一人の患者を何にでも仕立て上げることができるのだ。……統合失調症であろうと、境界性人格障害であろうと、自己愛性人格障害であろうと。

仕立て上げる口調さえ、齊藤ディスクール(*1)に特徴的な、滔々とうとうと面倒くさげで催眠的な低音であれば、馬患者たち(*2)は思考停止して信じてくれる。

 

それでは、分析の結果は科学に基づいていないとしたら、何に基づいているのか。

それは、齊藤學の感情である。

 

*1. 齊藤ディスクール 

齊藤學に特有な催眠的な話し方。この話し方で何時間も聞いているうちに患者たちは催眠にかかってしまう。一般に催眠療法は、「これから催眠をかけますよ」と患者に告知しないで一方的にかけることは、治療倫理的に禁じられているが、齊藤學は意に介しない。

詳しく知りたい方は以下の記事をご参照のこと。

https://vosot.hatenablog.com/entry/2015/11/27/140000

 

*2. 馬患者(ばかんじゃ)

催眠によりすっかり洗脳されている麻布村の患者のこと。なぜ馬(ば)が頭につくのかについては諸説ある。

 

こういうことをやる精神科医が一人でもいるから、精神分析や精神療法というものに対して、一般人の信頼が育たないのである。

齊藤學は、日本の精神医学をダメにした筆頭主犯格である。

 

 

このように齊藤學は私の治療を「成功」などと公言しているというが、ところが他方では「失敗」と告白しているのである。

その証拠についてはこのシリーズで次回、お見せしようと思う。

 

以下の記事へつづく。

vosot.hatenablog.com

 

 

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