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やっぱり今日もひきこもる私(382)第1回VOSOTオンライン対話会「ひきこもりは恋愛したらいけないの?」を振り返って

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 by ぼそっと池井多

 

おとといは、第1回VOSOTオンライン対話会「ひきこもりは恋愛したらいけないの?」を開催させていただいた。

性別を問わず、多数ご参加いただき、予定の時間を大幅に超えて、たいへん力のある議論が交わされた。

 

話題は多岐にわたったが、大きく次の二つのカテゴリーにまとめることができる。

すなわち、

 

・恋愛弱者としてのひきこもりとその真実

・2月のネット暴力事件(*1)についての憤り

 

の二つである。

 

*1. 2月のネット暴力事件とは

vosot.hatenablog.com

 

私としては、2月のネット暴力事件のことが今回の話題に出るとは、あまり予想していなかった。

もっぱら前者の「恋愛弱者としてのひきこもり」という話が対話空間を占めるものと思っていたのである。

参加される方の多くは、2月のネット暴力事件を知らないか、関心がないのではないか、と考えていた。

ところが蓋を開けてみると、ほとんどの方が知っていたし、私の予想をはるかに超える大きな関心を寄せてくださっていたのがわかったのだった。 

やはり今回の対話会は、2月のネット暴力事件があったために開かれたという経緯は否めないので、当然そちらの話にもなっていったわけである。

 

 

 

 

私がいうのもおかしいが、私は2月のネット暴力事件の直接の被害者だったから、私があの事件のことで怒るというのはよくわかる。

ところが、私以外に、事の推移を見守っていて、加害者たちに憤りをおぼえ、怒りを共有しておられる方が多くいるとわかったのは、私にとって大事な収穫であった。

 

なぜ、2月のネット暴力事件がこれだけ多くの方々の関心を誘うことになったのか。

 

一つには、炎上事件の特色として、そこで投げつけられた暴言の数々がネット上に残されているので、リアルタイムで事件を目撃できなかった人でも、あとからさかのぼっていくらでも検証できるからだと思われる。

これによって、人々は伝聞によって曖昧に事件を知るのでなく、各自の眼でそれぞれの言葉を読み、しっかりと事件を検証できるわけである。

 

二つめに、これがやはり非常に現代的な事件だからではないか。

 

いや、「現代的な」という形容は、時期的にかなりの幅を許してしまう。

たとえば、26年前に起こったオウム真理教のテロも「現代的な事件」といえそうだ。

私が申し上げたいのは、もっと時間のレンジがせまいのである。

たとえば、ここ二、三年とか。

だから、「現代的」ならぬ、「いまどきの」事件というべきか。

 

インターネットを舞台にしているということも、フェミニズムや性暴力を小道具としていることも、著しく「いまどき」なのである。

 

「2月の事件」というと、すでに過去の事件のように響いてしまうが、実際にはそうではなく、いまも現在進行形で続いている。

加害者たちはまったく反省を見せる様子もなく、執拗に攻撃をつづけているのである。

 

そのために、今回の対話会の開催にも、参加者をよそおって攪乱目的の者が入りこんでこないように、お申込みいただいた方々には心苦しくも電話番号までうかがい、暴力締め出しのためセキュリティに万全を期したのであった。

 

 

 

 

首謀者たちは全員、

1.発端となった事件の現場にはいなかった。

2.男性(ゲイをふくむ)である。

という特徴を持つ。

 

したがって、まず

「被害にあった女性が勇気をもって声をあげた」

という性格の事件ではないことが明らかである。

被害者として声をあげた女性など一人もいない。

また、事件の現場にいた人は誰一人、そこで性暴力が起こったなどとは言っていない。

 

すなわち、首謀者たちが拡散している性暴力や性被害は起こっていないのである。

 

なぜ、存在しない被害を捏造してまで、女性ではない男性が「女性の被害」や「フェミニズム」や「反LGBT差別」を口実として、こうした集団いじめの暴力事件を起こしているのか、という問題を考えていかなくてはならない。

そこには彼らの存在誇示があるかもしれない。

勢力拡大、もしくは「女性に取り入ろう」とする意図など、非常に「男性的な」動機も考えられる。

 

今回の対話会では、2月のネット暴力事件についてさまざまな見方が語られたが、個々の発言については会の外へ持ち出さないことにしているので、これ以上は筆を留めておこう。

しかし、「今」という時代を読み解くために、2月のネット暴力事件はもっと深く考えていった方がよいと思うので、今後ともそちらの方に私の脳内キャパシティが割けるときには考察をつづけていこうと思う。

 

もう一つの話題、すなわち「恋愛弱者としてのひきこもり」という問題も、語れる場を確保するのはとても大事である。

ひきこもり界隈で恋愛や性を語ることをタブーにして、こういう現実を語ることすらできなくなってしまったら、ひきこもりは精神的にドン詰まりの地獄へ追いやられてしまう。

 

今回を第1回として開催してみたVOSOTオンライン対話会であったが、非常に好評だったので、

7月31日(土)14:00 - (16:00)

に、第2回VOSOTオンライン対話会を企画してみたいと思います。

 

何か「こういうテーマを取り上げてほしい」というようなことがありましたら、ぜひ教えてください。参考にさせていただきます。

 

 

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