VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

同じ少女を愛した私たち(39)身元がわからないように死んでくれ

同じ少女を愛した私たち(38)」からのつづき・・・

by 流全次郎 × 痴陶人
 
> 痴陶人

「 大蔵省の官僚になれ 」

「 おまえは、この近所の人たちの世話になって大きくなってきたのだから、これからも、ずっと、ここ( 現在の大阪府堺市にある生家 )に住んで、近所の人たちに恩を返してゆけ」

2つとも、父が俺に要求したことだ。

この2つは、絶対に両立できない。

「 私には支離滅裂で、一体、ナガレの御父様は、
どういう意図でナガレを虐待したのだろうと、疑問を抱いていました 」

父の考えていることは、俺にとっても「 支離滅裂 」で、理解できなかった。  


 [ 流 全次郎 ] 2017/1/10(火) 午後 5:10
 
> 痴陶人

「『 東大以外は皆負け組 』という極端な価値観は、
単に、祖父や伯父を否定する為の論理以外の何物でもない 」

「 東大法学部と東大医学部と以外は 」だ。

なるほど。
今まで気がつかなかった。  


 [ 流 全次郎 ] 2017/1/10(火) 午後 5:17
 
> 痴陶人

「 ナガレは、劣勢遺伝とはいわないまでも、
少なくとも、祖父や伯父程には優勢とはいえず、
年々、劣勢を見せ始める。

それはまるで、自分の劣勢を見せられているような思いで、
その現実から、お父様は、
自分を苛める、自虐的ともいえる虐待を始めたのではないでしょうか? 」

逆だよ。

虐待されたから駄目になったんだ。

俺が、明らかに「 劣勢を見せ始め 」たのは、
高卒後、2年目の浪人生活に入った頃だ。

虐待は、物心ついた頃には、もう始まっていた。  


 [ 流 全次郎 ] 2017/1/10(火) 午後 10:41
 
> 痴陶人

「 ナガレが小学生の頃からI江塾に入れている訳ですから、
ナガレを高学歴高収入の勝者にしたいもの、
つまり、御父様の虐待は、
星一徹の飛雄馬に対するような虐待とばかり思っていたのです 」

「 全次郎に、東大の法学部か医学部を卒業させて、
全次郎を、大蔵省の官僚か裁判官か医者にして、自慢したい 」

父がそう思っていたことは確かだ。  


 [ 流 全次郎 ] 2017/1/10(火) 午後 10:49
 
> 痴陶人

「 後で、

『 あの時、こうしてやればよかったのに 』

と言われることのないように、打つべき手を打つんだ 」

俺を、塾に通わせたり、
俺に、家庭教師をつけたり、
灘中の入試を受けさせたり、
俺を、灘高の入試に大勢受かることで知られていた入江塾に通わせたりしたことについて、父はよくそう言っていた。

また、俺が、8年間通った関西大学•法学部•法律学科から除籍され、
司法試験を受ける資格も失った後で、父はこう言った。

おい、自殺するなら、どこか遠い所に行って、
身元が判らないようにして死んでくれよ。
こっちに迷惑がかからないように。
おまえが自殺しても、俺は、一滴の涙も流さない。
俺は、父親として、やるべきことはすべてやってきたからだ


父は、世間に向けて、教育熱心な父親を演じていたのだろう。  

 [ 流 全次郎 ] 2017/1/10(火) 午後 11:28
 
> 流 全次郎さん

もしかしたら、ナガレの一番思い出したくないこと、
あるいは、あの動画のハイライトとも言うべき部分を、
先に言わせてしまったのかもと、申し訳なく思っています。 

そうか、ナガレは、
自転車で坂道をブレーキをかけ(られ)ながら必死に漕いで昇ってきて、
その漕ぐ力がブレーキに負けたのが、19ということなんだろうな。

一旦動かなくなった自転車は、自力では動かせない。

そういうことだろうと思う。  


[ 痴陶人] 2017/1/11(水) 午前 7:44
 
> 痴陶人

父が俺に要求したのは、父を満足させることと、父の世間体を良くすることとだった。

自己満足と世間体。

父の行動の原理は、この2つだった。  


 [ 流 全次郎 ] 2017/1/11(水) 午前 10:53
 
> 痴陶人

「 ナガレは、劣勢遺伝とはいわないまでも、少なくとも、祖父や伯父程には優勢とはいえず、年々、劣勢を見せ始める。
それは、まるで、自分の劣勢を見せられているような思いで、その現実から、お父様は、自分を苛める自虐的ともいえる虐待を始めたのではないでしょうか? 」

父が俺に見ていたのは、自分より優秀な兄( 俺にとっては伯父 )の影だったのではないかと思う。

息子が、兄のように、自分より優れたものになることを、父は恐れたのではなかったか?  


 [ 流 全次郎 ] 2017/1/11(水) 午後 0:47
 
> 痴陶人

伯父は、大学を出た後、陸軍に入り、広島の原爆で死んだ。

優秀だった伯父が死に、出来の悪い父が生き残った。

祖母は、

「 逆だったらよかったのに 」

と思わなかっただろうか?  


 [ 流 全次郎 ] 2017/1/11(水) 午後 1:36
 
> 痴陶人

身長 • 体力 • 学力 • 学歴 • 収入、その他、ありとあらゆる面で、息子が自分を上回るようになることを、父は恐れていた。

その点では、俺は、父の期待に見事に応えた。  


 [ 流 全次郎 ] 2017/1/11(水) 午後 1:48
 
 
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