VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

子を虐待してしまう私(36)虐待を是認する

子を虐待してしまう私(35)」からのつづき・・・

 

ぼそっと池井多 もし子どもを虐待してしまったら、
 あとになって子どもが
 
 「お母さん、あのとき、ああ言ったよね」

 とか、指摘してきたときに、

 「いや、そんなこと言ってない」

 とか、否認してしまうと、よくないのだと思います。

 「ああ、たしかに、そんなこともあったよ」

 と是認してあげることが、
 後遺症にならないための、
 まず第一歩だと思うんですよ。

 そのうえで、

 「だって、あのとき、お母さんはね、
 こういう状態にあって……」

 と自分の弱さもさらけ出せばいい。

 そうすれば、子どももわかってくれる。

 私の母親の場合は、
 自分の失敗や弱さを認めないだけじゃなくて、
 父親(夫)だとか、次男(弟)だとか、
 自分の息のかかった子分をたくさん連れてきて、
 
 「ほらっ、そんなことはなかったわよね!

 なかった、って言え!」

 とばかりに、
 嘘の証言をさせてまで自分がやったことを否認するので、
 それでこちらは、
 そのままなかったことにしちゃうというわけにいかないです。

……。
……。
 
 
 
・・・「子を虐待してしまう私(37)」へつづく
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