VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

ひきこもり名人となった私(6)母の介護と「親亡き後」

ひきこもり名人となった私(5)」からのつづき・・・

by ぼそっと池井多
 
ひきこもり名人勝山 母がいま要介護5という状態なのです。

 要介護5というと、もう介護ではマックスですよね。
 もう、これ以上はない、っていう状態。

 両手が動かないんですよ。
 ほぼ寝たきりです。

 ぼくはいっさい介護してないんですけど。
 父親が一人で介護してます。

 ほんらいであれば、
 特養老人ホームに入っているか、病院に入院しているか、
 というようなすごい障害者を
 父親が一人で面倒見ているというのが、
 いまの勝山家の実情ですね。

 父親に「介護を手伝ってくれないか」と頼まれたんですけど、
 はっきり「やらない」って断りました。

 それは、ぼくはファイン・プレーだったと思うんですね。

 だって、いやだから。
 実の親子ではあるけれども、
 ぼくと母のあいだには、
 世間で言われているような
 親と子の愛情でつながっているような、
 絆みたいなものはないから、
 世話はできない、と。

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