VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

人とつながれない私(4)生活保護を受けて思ったこと

人とつながれない私(3)」からのつづき・・・

 

ぼそっと池井多:瀬戸さんが
精神科の医療機関につながった理由は、摂食障害でしたか。

瀬戸:私は、摂食や過食なんかも一通りはやったんですけど、
あんまりハマれなくて、
すぐ終わっちゃったんですね。

だからメンタルクリニックに繋がった頃には、
摂食の症状もほぼありませんでした。

たまに過食するぐらいで。
いまだに甘いものをいっぱい食べたりしますけど、
どうしてもそれを症状とは捉えられなくて。

だからメンタルクリニックにつながった一番の理由が、
「とにかく人生ニッチもサッチも行きません」
でした。

自分がそれまで住んでた場所を離れて、
メンタルクリニックがある都市、東京に来たんですね。

誰にも頼れないし、
お金を出してくれる人もいない。
うちの両親もお金を出せる立場ではなかったので、
生活保護を受けましょうってことになりました。

生活保護を初めて受けて、その時に
…こんなこと…話して良いのか分からないですけど…。
すっごくほっとしました!

これで安心してひきこもれる!

って思いました。

これでようやくひきこもれる。

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人から遮断もされてて、
関われない状態のまま、
喰うためだけに働く状態が、
あまりにも私にとってはつらかったので、

「これでようやくひきこもれる!」

って思って、もう本当にありがたくて、ありがたくて。

その気持ちは今も変わらないです。
本当にそう思う。

ぼそっと池井多:生きていくための
必要最低限の財源は確保されて、

「もうひきこもって生きて行って良いんだ」

という保障が得られたわけですね。

その時はおいくつでしたか?

瀬戸:28歳でした。




・・・「人とつながれない私(5)」へつづく
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