VOSOT ぼそっとプロジェクト

ぼそっとつぶやくトラウマ・サバイバーたちの生の声...Voice Of Survivors Of Trauma

子どもができてひきこもった私(10)X-ジェンダー 自分の身体を見ても興奮する

子どもができてひきこもった私(9)」からのつづき・・・

 
 
 
ぼそっと池井多 がきんちょさんは、
 トランスジェンダーとはちがって、
 X(エックス)ジェンダーである、と。

 それは、どういう意味ですか。

がきんちょ はい、自分は
 自分が女性であるということへの
 違和感はあるんですけれども、
 「男性になりたい」というのとはちがうんです。

 自分が男性ホルモンを注射しているのは、
 「女性から男性になりたい」
 というのとは、またちょっと違っています。

 自分の性別について
 「男でも女でもないかな」
 とか
 「両方かな」
 とか
 「中性ぐらいかな」
 とか、
 そういう人たち全部ひっくるめて
 エックス・ジェンダーと日本では呼んでいます。

 自分の性自認は、英語でいえば
 bigendar(バイジェンダー
 になると思っています。

 発達障害というのは、
 得意な部分と苦手な部分がデコボコしていることを
 いうわけですけれども、
 同じように男性的な部分と女性的な部分が
 デコボコしているのが、
 自分の性自認なのです。

 じつは精神科で発達障害と診断されて
 治療されるなかで
 自分の性自認が揺れ動く経験をしたのです。

ぼそっと池井多 へえ。どういうことですか。

がきんちょ ある薬をのんだところ、
 まだ40代前半だったんですけれども、
 一斉に更年期障害みたいな症状が出始めて、
 女性ホルモンが完全に枯渇した感じになりました。

 そのときに性自認が完全に男性になりました。

 食欲もなくなって20キロやせました。

 すると、ウエストなども締まって
 女性としてはスタイル良くなりました。

 ところが見ている自分は男性なのです。

 自分の身体のシルエットを見ているだけで、
 もうムラムラしてたまらなくなりました。 

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